- Within Temptation (Lyrics) -The Truth Beneath The Rose

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涸れた倦み

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    5 年前

涸れた倦み

2012年7月11日水曜日

だけの世界/書けない作家朝吹真理子と新潮社編集者の整形

Cristina Branco Saudade

遠慮のない人と遠慮のない話をして
遠慮のない暮らしをしたいと思いました
顔の醜い人は顔をナオシマショウ
顔は何度でも直せます
美しい女と男だけの世界をツクリマショウ

汚れていない人と穢れのない話をして
穢れのない暮らしをしたいと思いました
青い果実をムサボリマショウ
果実は幾らでもあります
若い女と若い男だけの世界をツクリマショウ

愛する人に仕え貴方に身を埋(うず)め
こころやさしく暮らしたいと思いました
不幸の影をオオイマショウ
愛の布は繰り返し繕えます
欠けて往くものと曇るものをコバミマショウ

望みのない戦(いくさ)に望みのない国の形
甘い調べに囚われます
玩具の体を渦中にササゲマショウ
美しい人形は幾らでも作れます
煙った夜と狂った街をモトニモドシテ

一つの定めに一つの光に依りたいと思いました
誰よりも先に胸を刺します
手蔓を求め生き延びる部屋にはカエリマセン
文字なら幾らでも書けます言葉なら幾らでも話せます
人は幾らもいません
寄せる波と崩れる砂遠い国にイキマショウ

後先も考えずに貴方の為に
貴方だけの為に立ち止まりたいと思いました
知り尽くす事が身の置き所を失う事だとシラズ
許す事が自由を奪う事だとシラズ
異なる道筋は争う程あります

易きを避けて役に立ちたいと思いました
色を失くす六月の
迫る誌面の畸形をカクシマショウ
預けた日は常に遅く暮れます
惜しむ交わりも振り返るいのちも服毒ニヒトシイ

かもめは戸惑いに空を塞ぐ
空は其れをいとおしみ憂えを成す
人と地を等閑(なおざり)にシマショウ
名は砂漠を流離(さすら)い争いは砂に舞います
尽きない世の渇望水に流し星と流れ誰をナグサメマショウ

実体のない恵みに実体のない果実
赤く熟し燃えて終始匂う
望みを離れ乾いて欠刻をユウシマス
野辺に咲く偽りの白い花
人を離れ乾いてくちびるをカキマス

傍らで恥を繋ぎ己を低く定め
作り事で苦汁を舐めたいと思いました
朝の光に揺れ露にムスバレマショウ
川を忘れて海へ人は往きたい
人と人の間の赤い海へタドリツキタイ

ドアを出て貴方の為でもなく私の為でもなく
重んじるものや手の届かぬものに触れようと思いました
危ぶむほどどっちつかずで見当チガイデス
通りは翳るばかりです
触れるとみな無形、非さえカサネラレナイ

愛する人の声を聞き愛する人に気付かれず
夕暮れの雨に打たれたいと思いました
痛んだ感傷をタタミマショウ
僅かな余白にさえ書き記す昔の物語り
一度限りの闇、トジコメラレタ厚い壁

幸せの種を撒いて水をやって
幸せの花を食卓に飾ろうと思いました
不幸な人は幸せをカイマショウ
貴方の幸せはお金で買えます
幸せとお金だけの不幸せな家をツクリマショウ

初めての恋を誰にも知らせたくなくて
浴びる程のお酒を飲もうと思いました
蝋燭を点して獣にナリマショウ
恋など幾つもあります
私とナルシズムだけで船に乗り小波に筋道をミダシマス

気付かない内に疎んじられ
気付かない内に忘れられたいと思いました
愛の悦びに比べられるものがミツカリマセン
恋など幾つもあります
男など幾らでもいます
痛い思いなど放ってオキマショウ

貴方の絵を描き貴方の家に帰り
私が欲しいものを置き去りにした事をシリマシタ
一つ掴むと一つ落とし一つ拾おうとして皆投げ出している
人の顔など幾つもあります
此処から逃げる場所はイクラデモアリマス

自由の場所を占めるのは頼りない疵痕
自由を描き図形の上を行きつ戻りつするツバメになりたいと思いました
ツバメは地上に秩序を期待しながら戦場をミザルヲエマセン
青い空は地上に絶えた都市を見ながら
人が歩く一筋の道の上にヒロガリマス

激しい恋を終え才能を捨て結婚して
人間らしい輪郭でいようと思いました
23歳までに込み入った重い荷はナゲダシマショウ
代わりに人の子をお腹に創造しましょう
神様になるには子供を宿すのがチカミチデス

線が途切れる点が消える
中心が定まらない地球にスミマスカ?
視線を挫く視点が片寄る
浮かれた人と損なわれた人の住む地球にスメマスカ?
負けた者と規準を持たない者が
原子に力を付け太陽に熱をサイソクシマシタ

林檎は
無花果は
葡萄は
さびしい形の花をサカセル
お酒に酔ってさびしい形の布団に円く眠る
有るべきさびしい形を模した身に逃げ道はない
風の音も風の匂いもワスレテシマッタ

虚像に基づく実体に囚われ
人間に分類されたいと思いました
於く霜に草木(そうもく)はチョウラクスル
思い込みが群がり虚名は集まる
お終い終わり終結終止を忙(せわ)しくトナエマショウ
思いがけなく晴れやかないのちなどモウイラナイ

再び汚れのないものになれるでしょうか
再び散らばった詩は元にモドサレルデショウカ
再び私の目が元にモドルデショウカ
再び私の耳が元にモドルデショウカ
二度と私の皮膚はきめ細かな傷のない皮膚にはモドリマセン
二度と私の足は美しい傷のない足にはモドリマセン
二度と私の手は美しい傷のない手にはモドリマセン
死ぬか生きるかと言えば私はシニマス

私はシニマス
私はシニマスと書かずにシニマス
死ぬだけでいいなんてとても素敵
貴方のいない幸福はイリマセン
欠けたところしかない此の部屋此の人間としての身体
テレビの中の人々は何度でも顔を変えるでしょう
貴方方が殺した人はカエリマセン

獣欲を恣(ほしいまま)にしても狂いのない精神
ぞんざいな脳外科医の段取りの良い命と心の遮断
際限なく人の立ち直りを遅らせる裁判官の判決
獣欲を恣(ほしいまま)にしてクルワナイ
百獣を道に放つ道理に放つ
獣欲を恣(ほしいまま)にしてネムラナイネムレナイ

取るに足らぬあらすじを書いて人を誘い込んで
気に入った歌だけ歌って暮らそうと思いました
月影で桁外れの大きな南瓜と理想を繋ぎ合わせ
硝子の靴を履いてマッテイマシタ
南瓜なら幾らでも畑にあります
仕掛けた美しい情け自ら罠にオチマス

紅の唇薔薇の頬
絡む蔓(かずら)枯れ木に絡む私をムサボッテ
命の使い道を知らずにつまらない今日
日は何処へともなく暮れて往きます
一人死ぬ前に急いで詩をカイテオキマス

すらすら書こうとしてだらだら過ぎる
薄い水薄い空にナリタクアリマセン
晴れがましい事も降る雨の様に
涙にツラナリマス
遅い昼許す事も許されない事もない
人の灰に詩の手懸りを探します

僅かの例外に差す影
見えるものみなまだら
有るものにときめき有るものをシリゾケル
移り変わる歌と爪に少しだけ直走(ひたはし)るものがあるとすれば
芯から味気ない肉の傾き
囚われて弁えない硝子の靴がコワレタカラワラッテ

お終いに花は遠ざかり時代は白く
飾り立てた窓辺の広がりにネタコトガアリマス
鉢に植えて弄んだ人参
雨に削られた翼
私が選ぶ人とシーンをオカシテハナラナイ

また通りに逃げた当てにならないもの
日は落ち上手く立ち回ったガラスの靴をヌギマス
塵(ごみ)捨て場に塵(ごみ)
死体置き場に死体
僻目僻耳僻歌僻事(ひがごと)を一日キカサレマス
日の当たらない広がりにフルエテイマス

繋ぎ止める為貴方の望みに沿う
有り触れて一様に形造られる荊の冠
歪みながら解放される十字架
軽んじるものと重んじるものに熱中しては
トリノコサレル

覚醒してみても
現実から睡眠に逃げても
行き着く場所はドウニモナラナイ
有り触れて一様に塗りつぶす今日
劇に乏しく何もウミダサレナイ

21:16 2012/06/22金曜日

朝吹真理子は、新潮社編集者と組んでいる薬物中毒の売春婦です。
出て来るのは、自らが編集者と組んで行った殺しと窃盗。
朝吹真理子も新潮社編集者も整形しています。
辺見庸の死体愛好と全く同じ内容で、書いているのは別人数十人。
気味が悪いだけの変態小説。

昨年春、刃物沙汰があったようで、町内の車八台に乗り込んで午後1時過ぎに出て行き、中村に入っていた町内住民、売春婦、創価学会員は、夜遅く帰って来ました。

加藤の車と「ち29ー44」の車だけが、翌々日加藤の家に帰りました。
しかし、西原(日本財団、理化学の女の医師と新潮社編集者が住んでいる。5月まで西村弁護士の表札がかかり、弁護士の母親が出入りしている。)は、1ヶ月不在で、1ヶ月後、別の女が家政婦として入りました。
この五十代か60代の女が被害者ではないかと思います。
その日、音声の司会役を務めていました。

加藤の車に乗っていたのが、朝吹真理子です。
加藤の家には一部屋に入り切れないほど大きなテーブルがあり、朝吹真理子の小説は、加藤に芥川賞直木賞という書けもしない小説家大賞受賞者が全員集まり、皆で書いています。

辺見庸の作品と同じライターが集まって書いています。

自分が死んだときの骨の焼き方ばかり考える。高熱によって皮膚のうちにたたえられていた液体がいくらかの水蒸気となり、清潔な燐酸カルシウムと細胞のかすもいっしょに煙として吐き出され、誰かがそれを吸う。空気といった流体にこまやかにまぎれ、光の粒子といっしょになったそれを知らずに吸い込む。この身体を構成していた有機的ななにもかもがこまやかに砕けて、目にもとまらない粒粒になってほうぼうに拡散してゆく。それが誰かの唇や頬をなぞったりとりこまれたりして肺にはいったりする。そうしていくつもの生体をとおりぬけてゆく。骨片もそのへんに撒いて腐葉土にでもなるか、海や川に流れて魚や腔腸動物にはまれたり、あるいは蒸発し積乱雲になって市に落ちるのもいい。やわらかいほとんど蒸気のような小糠雨となってはじめはゆるやかに髪を巻いた女のその一筋一筋の輪郭をなぞるようにすべりおち、皮膚のうちにしのびこんでゆく。血液にまぎれ、液胞としてうちにとりこまれながらたゆたう、身体のうちを浸す多量の液体のうちの、その女を構成するわずかなわずかな構成素としてしばらく流れてはふたたび体外にはみだし、海にそそがれる。終わりがない。