島倉千代子 愛情
生田春月の詩翻訳詩は存在しない(毎日新聞を読んで)28
生田春月
米子生まれ。
明治41年、上京して生田長江の書生となる。
この頃、中村武羅夫や森田草平らと面識をもった。
明治45年に佐藤春夫が長江の門下生となると春月は彼我の才能・性格のギャップに悩まされることになる。
大正3年、西崎花世(明治21年~昭和45年)と結婚。直接の面識ないまま、『青鞜』に掲載された花世の作品に
春月が惚れ込み、長文の手紙を書いたことがきっかけになっている。
大正6年 処女詩集『霊魂の秋』を新潮社から刊行。
翌年の『感傷の春』とともに版を重ね一躍流行詩人となる。
木下尚江、堺利彦の著作の影響で社会主義、特にアナキズムに傾倒して『虚無思想の研究』(大正5年)を現わし、後には石川三四郎に私淑するが、
実践的な行動につなげられない自身のあり方にも苦悩し、昭和5年(1930)、瀬戸内海に投身自殺した。
(とっとり電子ミュージアムより)
生田春月の詩集が見つかったと云う。
生田春月?
私は、山陰で生まれたが、聞いた事もない。
私は、高校の時、文学に造詣の深い女性講師お二人に、現代国語を習った。
これは、私としても誇れる事である。
そのどちらの先生も、生田春月の名を口にされた事は一度もない。
調べてみると、随分詩を書いている。
ドイツ語の翻訳も多数ある。
今井書店、鳥取短大非常勤講師上田京子がこの捏造詩人、翻訳者発掘に関係している。
米子今井書店は、私の詩と絵を未だに返さない。
私が自費出版しようとして何度も会社に赴いたのに、その約束を、中途放棄した書店兼印刷会社である。
この今井書店は、文部科学省脳科学研究戦略推進プログラムに協力して、米子市の土地家屋窃盗、違法薬物製造、CD偽造、書籍偽造、郵便、宅配物抜き取りを行っている。
生田春月は、独学でドイツ語を学び、ゲーテ、ハイネ詩集を翻訳している。
これは、大嘘。
ドイツ語辞書は、大正時代、庶民の手に入るものではないし、未だに不備で、独和翻訳物には、誤訳が罷り通っている。
彼は、「魔王」を翻訳しているが、「魔王」を翻訳した人は、その当時いない筈だ。
初演が何時だったのか、私は分からない。
何れにせよ、現在、英文ですら誤訳しか出来ない翻訳者ばかりだ。
リルケの詩を翻訳しようとして、ドイツ語辞書を購入してみたものの、その詩が誤訳である事は分かったが、正しい和訳をするには、その辞書では間に合わないと思った。
アートと称しては、文学、絵画、彫刻等を、現存の下手糞な画家、小説家、詩人を使って、過去の出版物、絵画を改竄、捏造、偽造している。
当然、不在の詩人、小説家、画家を大量に生産している。
16:11 2013/12/14土曜日