- Within Temptation (Lyrics) -The Truth Beneath The Rose

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涸れた倦み

  • 私の全身全霊が記憶している不正措置入院 - 「認知機能」は、人が心理学的な「認知」を行うための、知的機能を総称した概念です。五感(見る、聴く、触る、嗅ぐ、味わう)を介して外部から得た情報をもとに、物事の現状を認識したり、言葉を操ったり、計算・学習・記憶を行ったりします私達は脳からの指令で動いてはいない。今、私がこれを書いている理由、「統合失調症」という病...
    1 か月前

涸れた倦み

2014年3月19日水曜日

柳田邦男を読む「サクリファイス犠牲わが息子・脳死の11日」89

 大脳が死んでも、脳幹が生きていれば、その人は、意識がないまま生き続けると言う。
 生きるには、脳幹だけあればいいと云う事だ。
ヒトの意識は、大脳が支えていると云う意味でもある。

切り取ってあるのは、前頭葉。
これが大脳である。
 大脳は、中枢神経系の一部である。
 頭蓋骨の直下に位置し、ヒトでは非常に発達している。

 顔には、目、耳、鼻、口がある。

 雪が舞う二月、
 水仙が塀の側で咲いている。
 近寄って、その懐かしい匂いを嗅ぐ。
 私は、そうして、私の心には、何一つ運ぼうともしない、春が近いのに未だ真冬を循環する
 だけの風の音にしばし耳を傾ける。

 顔にある目や耳や鼻や口は、同時に反応し、或いは次から次へと反応し、影響し合う。
 大脳は、そうした切っても切り離せない感覚器を守る。
 更に外側を覆う硬い頭蓋骨のクッションとなる。
 壊れ易い器を包むには、堅い箱と鉋(かんな)屑のような緩衝材が必要な様に、ヒトの感覚器が埋まる頭には、大脳や小脳といった緩衝材と硬い頭蓋骨が必要になる。

その事から言えるのだが、
 大脳が意識を支えている分けではなく、意識の表出器官である口や目、意識の取り入れ器官である鼻(呼吸、酸素の補給)や耳(意識の表出部位である目や口を支える。)を守っているに過ぎず、目、耳、鼻、口といった感覚器こそ、ヒトの意識を支えるものである。

 拠(よ)って
大脳が死んでも、脳幹さえ生きていれば、その人は、意識がないまま生き続けると言う分けではなく、感覚器を個別に、或いは関連付けて機能不全、一時的麻痺状態に置けば良いだけである。
 脳だけが死ぬなど大嘘で、臓器移植で儲けようとする医師会や歯科医師会は、脳死という架空の死亡状況を捏造し、移植を安易、且つ容易にしようとして、出版社、新聞社、NET、TV、ラジオを利用し、多くの作家、ライターを総動員した為に、反って、医学に離反する者を増大させ、自ら言論の自由を根絶する至った。

21:08 2014/02/16日曜日