- Within Temptation (Lyrics) -The Truth Beneath The Rose

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涸れた倦み

  • 私の全身全霊が記憶している不正措置入院 - 「認知機能」は、人が心理学的な「認知」を行うための、知的機能を総称した概念です。五感(見る、聴く、触る、嗅ぐ、味わう)を介して外部から得た情報をもとに、物事の現状を認識したり、言葉を操ったり、計算・学習・記憶を行ったりします私達は脳からの指令で動いてはいない。今、私がこれを書いている理由、「統合失調症」という病...
    1 か月前

涸れた倦み

2014年3月26日水曜日

柳田邦男を読む「サクリファイス犠牲わが息子・脳死の11日」95

ふるさとよ  都 はるみ 1995'-40 UPI-0143


ふるさとよ

都はるみ
作詞:荒木とよひさ
作曲:浜圭介

遥かなる 山よ河よ
この瞳 閉じれば 心の中に
故郷を 遠く離れ
ひとり たたずむ 夕やけ空に
こみあげる想いよ 愛しさよ
北国 浮き雲 母の顔
いつの日か帰ろう 星降る町へ
いつの日か帰ろう 心を連れて

涯しなき 時の流れ
胸に宿した 歳月(つきひ)の早さ
故郷をひとり離れ
歩き続けた 寂しい街で
こみあげる涙よ 切なさよ
雪国 せせらぎ 母の唄
いつの日か帰ろう 花咲く町へ
いつの日か帰ろう 心を連れて

こみあげる想いよ 愛しさよ
北国 浮き雲 母の顔
いつの日か帰ろう 星降る町へ
いつの日か帰ろう 心を連れて
いつの日か帰ろう あの故郷へ
いつの日か帰ろう 心を連れて

都はるみさんの歌は、むかし、私が未だ若かった頃によく口ずさみました。
十八歳から大阪で四年暮らし、青春は、その短い時間で終わりました。
彼女の声と姿は、大阪や京都を思わせ、少しも華やぐ心を持ち得なかった、本当は、一番美しかった筈のあの一時(ひととき)を思い出させます。

柳田邦男を読む「サクリファイス犠牲わが息子・脳死の11日」95



目の涙腺から分泌される体液
・眼球の保護
・感情の発現

柳田邦男長男賢一郎君は、
「弟の目からかなり涙が流れるので拭いてやっているのですが、泣いているわけではないですね。」
と、日本医科大学富岡譲二医師に尋ねます。
「ひとつの生理現象であって、感情的に泣いているとは考えられませんね。ただ、なぜ生理現象が起こるのかはわかりません。」
医師は、答えます。
続けて、
「脳死になっても、口の中の唾液は出ますし、ひげものびます。骨髄も血液を作り続けるんです。」
と言います。

洋二郎君の目から涙が溢れる。
眼球の保護の為に?
角膜や結膜に栄養補給の為に?
細菌や紫外線から目を守る防御壁として役割を果たす為に?
雑菌の消毒の為に?
洋二郎君は、やはり何か言いたくても、何も言えなくて、涙を流すしかなかった。

涙を流し、口中に唾液が分泌され、髭が伸び、血液が造られる、その状態こそ、「生きる」「生きている」と言います。
脳が死んで、どうして生きる為に必要な血液が造られるでしょう?
私達が「生きたい」と叫ばなくても、叫べない時も、体は生きようとします。
こころがどんなに死を願っても、体は、「生きなさい」、「生きられる」と教えてくれます。
そうして私達人間は、幾つも幾つも、悲しみや、苦しみを乗り越えて来ました。

脳死は、臓器移植を「ただ」で行う為の歯科医師会、医師会、厚生労働省、厚生省の造語に過ぎません。
私は、脳死を人の死と認めません。
脳死は、演出されています。
病院は、その為に、高価な医療機器を、国民の健康保険料から買います。
若い人々は、正職に就けず、高い国民健康保険加入を強いられています。
移植事業を持続すると、全ての健保と国民の生活は、破綻(はたん)します。

21:20 2014/02/22土曜日