Blue Eyes - Within Temptation (Lyrics)

Blue Eyes - Within Temptation (Lyrics)

Title Blue Eyes
Artist Within Temptation

Blue eyes just smile to the world
Full of dreams and with fascination
Too soon she saw that her hands were chained and pulled without any freedom
It's always the same, they fear no way out
I cannot break it
I can take it no more

It's burning me up inside
Lost all my tears, can't cry
No reason, no meaning
Just hatred
No matter how hard I try
You fear the beast inside
It's growing, it's waiting
Just to hurt you

This heart was hurt by the light and
I see your world that tries to deny us
Now everything that I love has died or has been shattered to pieces
It's always the same, they fear no way out
I cannot break it
I can take it no more

Just to hurt you
Just to hurt you

Can't you see their eyes, what lies inside
They've given up, they no longer shine
Too soon they close with one last cry
Before they turn to light

It's burning me up inside
Lost all my tears, can't cry
No reason, no meaning
Just hatred
No matter how hard I try
You fear the beast inside
It's growing, it's waiting
Just to hurt you

Just to hurt you

Within Temptationは、
オランダのシンフォニックメタル(オーケストラ、合唱とのアンサンブルは、シンフォニー・交響曲を思わせる)、ゴシックメタルバンド(中世教会風、歌詞もキリスト教がバックにある。)

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涸れた倦み

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    5 か月前

涸れた倦み

2010年3月11日木曜日

わたしという字が持つ丸み

Here it is

中学に入る時
引越しした
わたしはその時から言葉をどうしたんだろう
関心を持ったわけでもない

わたしはわたしの声を聞いた
わたしはわたしという人間のことをまだ分からないでいた
わたしはわたしがすきだった
今もわたしがすき
わたしはすきだったけれど
わたしをすきになって欲しいと思う気持ちが
あったか
なかった
ないよ
あのころも
いまも

わたしはけれど
ことばがわたしに近付いてくれるよう
わたしがことばに近付くように
わたしがわたしという
わたしという字がもつ
丸みとか・・

わたしはなかなか理解されなかった
わたしはわたしをどうしていいか分からなかった
わたしがわからないわたしを誰かに分かってもらうためには
わたしを知らなければならない

わたしは本をよんだ

最初に読んだのは
井上靖の「あすなろ物語」
わたしはわたしの知らない不可解なものがあることを知った
井上さんの本を読んだ
学校にあったものはみな読んだ
そしてヘッセを読んだ
学校にあったものはみな読んだ

学校がどういう所か知っていたが、辞書で調べた
しらべるということがどうする事か知っていたが、辞書で調べた
本の中にあるすべての分かる言葉も、分からない言葉も、辞書で調べた

不可解なもの
それはわたしの中にあっただろうか
わたしの中にもあったけれどわたしは不可解なまま放っておくことができなかった
わたしはすべてを調べなければならなかった
わたしの中の不可解なものの正体と
井上靖の書いた不可解なものの正体は同じだった

わたしはわたしを惑わす男というものを知り尽くそうとした
実にタヤスイ仕事であっという間に終わった
わたしが梅田の地下街で待ち合わせをしていれば10人は誘いに来た
誘いに乗ったことはない
わたしの後ろをつけてきた男が二人いた
「後姿が美しい」という理由だった

わたしはわたしが美しいことを知らなかった
わたしを「尊敬している」と男は誰も言った
わたしはわたしを尊敬する男に興味がない
しかしわたしを尊敬する男しかいなかった
男の事はもうどうでも良くなってわたしは不可解なものが何一つなくなって世の中がみんな見えてしまって不可解なものが分かりたくもないものに変わり、夫と結婚した
この頃わたしは電車の中の痴漢に吐き気がするほどだったから

夫の欲望に背を向けようとする姿に引かれた

わたしは欲望を全て貪り尽くした後だった
夫はわたしを「尊敬する」とは決して口にしなかったし
夫以上に頭のいい男には出会えなかった
東大の男も知っているし、京大の男も、阪大の男も知っている
みな退屈な男ばかりだった

夫はいい言われる大学を出ているわけではないが誰よりも頭が良かった
夫はだれよりもいいひとだった

私は生きることも大した意味があると思ってもいないし
実際蟻が生きてわたしが畑で握りつぶして「死んじゃった」
それと同じ
人間だからとくべつなものは何もない
ただの動物に過ぎない

命はぎゅっと力を込めて潰してしまえばもう何処にもない
言葉も同じだった
わたしの言葉は奪われ今もない

わたしはうまれていちども嘘をついたことがない
嘘をつくひとがいることを知ったのは19歳
わたしは嘘はつかない
嘘のつきかたが分からない
嘘をつくためのことばがわたしの中にひとつもない
わたしは真実の言葉だけで書かれた小説を読んだ
だから
嘘をつくためのことばがわたしの中にひとつもない
嘘のつきかたが分からない
わたしは嘘をつくことができない
わたしは真実だけで自分をつくった
わたしはだれよりも美しいことばを遣っていた
美しいことばはわたしを美しいこころの持ち主にした

わたしは美しい生き方しか
できない
しない

レナードはわたしを見つめている
わたしはレナードに見つめられている
今日もわたしと一緒に生きた貴方
失くしてはいけなかったのは貴方です

2:22 2010/03/11 木曜日