西島三重子 ジンライム
野や山に踏む思い
海や川にもがく夏のさなか
見限りようのない太陽
その下
流れ往く水の中
赤い色の花に仕え
短い夜胸の窪みに眠る
仮初めに救済の仕業(しわざ)
門口に立ったままカナリヤは歌う
胸に傷を刻む人
狂おしいほど異なる合図を送る
昼に夜に由愛(ゆめ)は覚め
風が野を吹き抜ける
21:03 2011/09/30金曜日
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私はいらない ノーベル賞 在米国連 私は信じない 見えないウイルス 熱しても死なない細菌 精神の病 歴史の全て 海には行かないで 魚が泳ぐんだから 山には登らないで 動物が住むんだから 空飛ぶものは皆捨てて 鳥が飛び虫が飛びたいんだから じゃあ人は? 平らな所を歩けばいいんじゃないの? 車には乗るけど 歩いてるのは私と子供達だけ だから貴方は知らない この道沿いに在ったものと無かったもの