西島三重子 夕闇のふたり
夜明けを待つ橋の上に
ふと目を覚ました午後の陽差しの中に
思いのままふるまった後の身の置き場のなさに
重ね合わせ綴じるほころび
どんな理由も
陽が昇り
日が沈み
一通り平凡なこの日より先に進むことはない
疾(と)うに分かっている
見る夢
遠のく音
流れる水
止まることのない刻々
近付いては疎んじ遠ざける
同じような屋根が造られ
同じような目で窓の外を見る
11:02 2011/10/12水曜日
Anthem(アンサム)Leonard Cohen・・ The birds they sang At the break of day Start again. I heard them say. Don’t dwell on what Has passed away or what is yet to be. 君の夜明けに 鳥は歌う またはじめよう そんな詩(うた) 過ぎた日々 まだ来ないあす 君を悩ませるもの The wars they will be thought again The holy dove Be caught again Bought and sold And bought again: The dove is never free. 諍(いさか)いの種は撒(ま)かれ 君の安らぎを冒す 裏切られ背き背かれ ひとは解き放たれることはない