- Within Temptation (Lyrics) -The Truth Beneath The Rose

TranslateElement翻訳

涸れた倦み

  • 私の全身全霊が記憶している不正措置入院 - 「認知機能」は、人が心理学的な「認知」を行うための、知的機能を総称した概念です。五感(見る、聴く、触る、嗅ぐ、味わう)を介して外部から得た情報をもとに、物事の現状を認識したり、言葉を操ったり、計算・学習・記憶を行ったりします私達は脳からの指令で動いてはいない。今、私がこれを書いている理由、「統合失調症」という病...
    1 か月前

涸れた倦み

2010年12月31日金曜日

インポッシブル

中森明菜 雨が降ってた

行き着くところがあって
もの皆憩う地があって
足掻いた分報われたとして
苦悩が優しさに変わるなんてことが
起こり得るとして

きょとんとして
しまうのです

そこは狭い場所で
右手に高い
空まで伸びている
やたら白い壁
引き返そうかよじ登ろうか
思案に暮れる亡霊のあやふやな影

望むことなど何もない
幸せの在り処(か)など探していない
欲しいものなど何ひとつない
何処にいてもそわそわいたたまれない
染み付いた否定列挙は自明の理

いつもきょとんとして
いたいだけです

壁伝いに延々歩く
登って登ってずり落ちる
愚かな縄跳びを飛び続ける
愚にもつかない困難とベッドを共にする
得意技の羅列にさえ飽き飽きして
投げやりの穴を掘り進む
水がじわじわ染み出て
壁の向こう側はやたら海

きょとんとすることさえ
インポッシブルなのです

2004年12月

2010年12月30日木曜日

なあんてね

中森明菜 I hope so

昨日も雨だった
明日も雨だわ
差した傘
くらっと揺れて
貴方に傾く心
雨脚があの日に向かう

走って貴方
二人して行きましょう
濡れた砂
埋もれる思い出
さあ走るの
忘れる前にもう一度
抱き締めて
貴方の腕の中
もう一度眠りたい

なあんてね

この前ちらっと過ぎったの
信号が赤になって心変わりしたけど
いつも戻る場所は貴方
戻りたいのは貴方のいた場所
戻れない場所は貴方
決して戻らない私

海辺のトランポリン
今も 高く高く
青い空
青い海
青い私たち
蒼ざめた胸
高く高く
突き抜ける思い


跳ねる度冷えてゆく心で貴方を見下ろす
何も気付かず
明日を知らずはしゃぐ人
乾いた唇無邪気に綻ばせて
はにかんでみせる
何でも許したけれど
何一つ許せなかった

なあんてね

言ってみたかった
引き千切りたいほどさみしいページ
もう食べちゃいたいくらい恋してた貴方といういぐじすたんす
あれっきり着地できないなどと気取ってみる

2006年3月18日 土曜日 2:06:25

2010年12月29日水曜日

来る最悪に殉じ

CRISTINA BRANCO : FADO !!! : a Minha Casa

暗い二月の午後三時
スタンドの灯りをつけ詩を書く
コンパクトディスクが流行歌を
耳に痛みの感情を運ぶ
白い画面に黒い文字がひとつずつ
並んでいくという平和

乾いてひび割れた沼地の枯(こ)木
それが私だとしても
肌が望みを失わず
内側から体温を作り
青褪めて塞がれた胸が
滲んだ灰色の空を未(いま)だ愛することが出来るという
寧ろそういった私の嗜好が健全であると思う平和

ピンクのマニキュアをつけて匂いを嗅ぐ
指が私の指である事を鏡に映して確認する
美しいほどではないにしても
懐かしい私に戻っていくと思う事の平和

雪が後ろめたく荒れた空間に舞う
私は暖かい部屋の掃除をする
降り注ぐ幸福を再び見ることはない
それが闘いの報酬だとしても
錆付いた唇に微笑を忘れず
消えそうな私を両腕で抱き
前をただ真っ直ぐ見つめ
誤解や動揺に盲目であろう
私の中の一番単純な姿を晒し
来る最悪に殉じ
手渡さない

愚かな真実

2008年2月

この詩は、Ameblo「遠く離れても」で現在も公開中です。
しかし、Googleで検索出来ません。
私は、検索出来るように設定しています。
最近の詩は、其処から持って来ています。
最高検まで持って行かれ、最高裁によって盗まれた詩以外は、この「レナードとほろびたい」で公開します。
改竄され、日付が外されていますが、直しています。
元通りに戻すことは出来ません。
社民党福嶋瑞穂と中北龍太郎が被害者「鳥居正宏」という名の犯人を作って、行政司法政党やくざ泥棒の協力の下に、私から詩を盗みました。

22:49 2010/12/29水曜日

2010年12月28日火曜日

爪を噛む

CRISTINA BRANCO : FADO !!! : a Minha Casa

爪を噛んだ
飲み込んでしまいたい
僅かな動揺
なんだか
妙に
今夜
混乱

黙っている致死量
超え
不意に崩れる
アナタの唇

耐えられない致死量

ひどく残忍な
私の答え

ゆっくり
絡める
安っぽい
傷口
理解は朝食のパンとコーヒー
誤解は深夜の遠のく靴音

爪を噛む
納得できない
惨めさを吐き出す
なんだか
今夜
少し
滑稽

2008,01,16Wednesday03:59

2010年12月27日月曜日

しようもなく

最初から今まで(日本語)〖冬のソナタ〗

やかましい俗世
おしのけて白紙に
這うごとすり減る膝小僧

月の光は冴え
溢れるばかりの星の夜
撫でるごとに疵口が開いて
しようもなく
開いて
泣くまい

縮かんだ指
稚拙な文字を書く
恥ずかしく思うペンの軌跡は
乱れ流れて
しようもなく
笑う

生まれ付き熟さない果実
手の平に乗せて熱い
床に落ちるのは視線
転げて
しようもなく
笑い転げて

生まれ付き熟したくない純情
こしらえて燃やす
生まれた家
損なわれ断ち切る
育った家
しようもなく
今年も暮れて
途方に暮れて
笑う

22:00 2010/12/26日曜日

2010年12月26日日曜日

私の形に整えて

Queen - I want to break free

編み間違えたレース編み
ほどいてほどいてほどいて
編んで編んで
ほどいて 編んで
うーん
あー

編み目を飛ばしたレース編み
あれもない
これもない
明日がない
ああ もう
ほどけない
ほどけない ほどけない

糸が切れたレース編み
慌てて糸をつないで編んで
ああ つなぎ目が隠せない
切れてつないで
ほつれて ほどけて
継ぎ接ぎだらけでこぼこだらけ

糸が足りないレース編み
糸を買いに出かけましょう
町でいろいろ目移りして
さまざまな店に立ち寄って
ああ こんなに日が暮れて

うまくいかないレース編み
くちゃくちゃぐしゃぐしゃ丸めて
いっそ
窓からぽいと捨てましょう
こころも軽くすっきりして
ああ なのに
涙が伝う朝ぼらけ

ああ うまくできないレース編み
ようやく辿り着いたこの夕べ
いとおしんで頬ずりして
胸で暖め
私の形に整えて
そうっと
窓辺に置きましょう

最期に散らしましょう
色とりどりの花びらを

2006年8月

2010年12月25日土曜日

見失う

QUEEN - Don't stop me now with lyrics

筋肉のついていない顔
揺れるような居住まい
ひとりでに伸びた長い髪
お前はいつも空ろ

お前は連れ去られ
陵辱されたものの眼をしていた
意思を持たなかった
鍛錬という言葉の外で
お前は揺れるように暮らしていた
お前は魚に似ていた

今日私は小説を読んでいて
突然思い出したのだ
あの路地の夢
いつも選んでしまう
寂しげなあの道

時間が悪魔のように先を急かし
男を呪われたように思った季節
屋上で干しっぱなしにされたシーツに
濡れた顔を撫でられながら
見上げた星の無い空
私はお前のような目をして
煤(すす)けた空でちぐはぐに羽をばたつかせた
助けは呼ばない
むしろ墜落を焦がれていた

私はついにその路地に迷い込むことはなかった
夢を見ることもいつの間にか無くなった
最も嫌った
最も恐れた
時が
私を長い悪夢から救い出した

誰かがその夢を盗んだ
夢は用意周到に脚色を施され私は演じた
愚かでさもしい役だ

そして空ろなお前の瞳に再会した
お前たちの前で私は無力だった
お前が知るより前から私はそこに居て
もっと深い場所で
息も絶え絶えに救いを待っていた

あの日お前の監視下で眠りに就き
上から覆いかぶさる気配を感じて
もがきながら何度目かにやっと
助けてと夜の海で声を発した

たくさんの差し伸べられた腕を見た
どれも置き去りにした腕だった
私はその全ての腕につかまって泥のような海から
這い出た

お前は魚のような目で救われていく私を見た
あの日から何か大事なものを泥の海に
忘れてきたような気がしてならない
時々ふとした加減で
お前ののっぺらぼうのような面影と
空ろな眼を懐かしくさえ思う

夢の中のあの路地は一見活気づいているようだが
そこにいるものは皆男も女も犬も猫も
魚のような目をしていた
二度とその夢を見てはならない
演じてはならない

2004年11月

2010年12月24日金曜日

玩具のこころ

Scorpions - Believe In Love

ねむたい
とおもうことのない

ねいき
がきこえ
ああ
わたしも
あんなふうに
ふつうに
ねむりたい

あさがきたら
あさをだき
あさをいき

ひるには
ひるのひかりにほおずり
にくたいのひろうをもとめ

よるには
よるをただよい
あかりのもとで
ゆううつとふあんのまどべにたたずみ

ねむたい
とおもうことのない

かたいからだを
かたいゆかに
がんぐのこころに
おもしをつけ

じこく
をきざむおとのない
よろこぶことも
かなしむことも
くさりにつながれ
なみだもえがおも
かんかくのない

ああ
あんなふうに
ふつうになきたい

2009年1月

2010年12月23日木曜日

岐かれ道

Maybe I Maybe You - Scorpions

過酷な不自由の狭間で
投げ出したい存在の約束
調子の狂った欲望に
無防備な庭は侵食された

平穏でいたい
アナタと
平穏は闘うことでしか得られない
私の
岐かれ道

項垂れない
惜しまない
慎みを遠ざけて
不合理を拒む

冬枯れの道を通り過ぎて
世界を穏やかに見晴らす
アナタの目の奥の清らかさを探り当てたい深夜
正義に焦がれるアナタと
正義の原理を証明しなければならない
私の
岐かれ道

2007年冬

私が一審二審最高裁と行く間のメール、社民党福嶋瑞穂、中北龍太郎の作った「鳥居正宏のときどきLOGOS」というサイトから脅迫され、買ったばかりのパソコンを押収され、メールを改竄・削除されている間に修理し今日まで使っていたパソコンのメールが立ち上がらなくなりました。
おそらくデータが削除されたでしょう。
法務省との度重なる上杉隆、戸井田徹、早川忠孝、小沢一郎などの人権侵害通報や文部科学省に対する天台宗の長保寺に対する住所氏名削除要請、瀬戸弘幸のメール削除要請、上杉隆のメール削除要請、Gooの記事表示の要請など数多くの人権侵害のコメント、記事などの削除要請のメールが削除されてしまいました。
何故そういうことをしたのか、Goo、Livedoor、exciteなどの削除要請の返事が酷い内容で、何度削除要請しても、「excite・・やくざサイト、右翼サイトと話し合え」とか、「Goo・・詩も記事も全部削除したら表示します」とか、「Livedoor・・10日待って削除されなければコメントを削除します」とか言うものでした。
不正アクセスによって、私が古書店に出したメールが削除され、数日後に自動返信メールが届いたこともあります。
何度かメールをやり取りしました。

削除された理由が分かりました。
上杉隆がTopにあった住所・氏名・電話番号ややくざサイトへのLINKなどのコメントを消していました。
しかし、他のコメントを消した訳ではなく、社民党が新しく少し古い記事に書き込んでいます。

鳥居正宏社民党、小沢一郎、上杉隆の記事を証拠としてメールに取り込んでありました。
それをみんな削除されました。
貴方達は、人を10年間脅迫し続けて、メールや証拠を消せば済むと思っているのですか?

0:30 2010/12/24木曜日

2010年12月22日水曜日

明日が来るとも知れないのよ私には

Ruby Murray - 'You Are My First Love.'wmv (1956)

塗りつぶしたい
と思わない
塗りつぶしたい色がない
塗りつぶしたいと
思えない
塗りつぶしたいの黒に
そう
塗りつぶせないの黒には
.
食いつぶしてしまいました
パパに供えたお菓子
パパごめんね
あなたいいでしょ
だっておなかが少しもいっぱいにならないんだもの
言い訳ばかり
いつもしていた?ワタシ・・
言い訳なんて知らない言葉だった
貴方 お菓子はあと3つしかないわ
お盆はまだ行かないのに

何か言うたびに貴方のお皿からお菓子が消えます
パパはもう灰ですから食べません
ワタシが食べても
もう大きくなれないわね
お盆だから貴方が帰るなんてこんなに
少しも待ちもしないし
お盆だからって昨日の次に今日が来ただけで
明日が来るとも知れないのよ私には

貴方はもうどこにもいない
貴方はお盆だからって帰るようなそんな気もしない
貴方はいない
殺した相手は私が殺そうと思っています
もうほとんど殺してやりました
ワタシは毎日殺すことだけ思って生きています
みんなみんな殺すつもり

子供の頃からワタシは生きることなど意味がないと
思っていました
いつもどうせ死ぬのにと
思っていました
ワタシはワタシのことを知りませんでした
ワタシがどこにいるのかさえ分かりませんでした
今も生きる意味があるわけじゃありません
殺されるような気がしているから
意味があるような振りをしているだけ

貴方の箱の中とワタシのこのパソコンの前と
そこにある貴方の灰とワタシのこのもうワタシではないヒトのカタチと
少しも違ってはいません
ただ殺してからじゃないと死にません
みんなみんなみんなみんな黒く塗りつぶしてやります
彼らの明日と彼らの全てを黒く塗りつぶします
貴方と同じように灰にしてやります

貴方の遺灰を彼らが開け壁に塗り喉仏を砕き
だからワタシに許されています
みんな殺すこと

2:36 2009/08/15 金曜日

2010年12月21日火曜日

砂の惨め

Ruby Murray - Goodbye Jimmy, Goodbye (1959)

だまったまま 黙ったまま 黙って
見詰めていよう
まっしろ まっしろ 真っ白が
ふさわしい

それから

毀 (こぼ)れたすーぷを生甲斐のように
うっとりなめるあなたに
むずかしい歩き方はにがて
と遮る途(みち)

空けましょう 明けましょう 開けてみましょう
はずかしい窓 恥ずかしい部屋 恥しいひとの席

それから

机に肘をつきぼんやり眺めるあなたの混乱
戻れない午後の ひとの足踏み

いずれ
理性的に地球は回り
古い道を横切って
朝  あさ 汽車に乗ってひとり
わたしにだまされて座る悔恨の場所
肩の骨が洩らす砂の惨め

18:37 2010/02/07 日曜日

2010年12月20日月曜日

明日の天気は晴れ

Leonard Cohen - Here it is

うちらはな
歌を歌うやん
歌うときにはな
笑わなあかんねんで

うちらはな
歌を作るやん
幸せです
ゆわなあかんねんて

うちらはな
明日の天気のこと歌うやろ
なぁ
明日の天気は晴れや
明後日の天気も晴れやで
明々後日(しあさって)も
弥の明後日も
天気は晴れに決まっとる
ゆわなあかんねん

そのわけわな
いっぱい人がおって
人が悲しい顔をしとって
なぁ
人が寂しい心を隠しとって
なぁ
せめて
せめてやで
天気だけでも
晴れになれ
歌の中だけでいいやん
幸せや笑顔が欲しいらしいねんて

よう分からんけど
うちにはほんま分からへん
そやけど
今日はなぁ
こないゆうてみたかったんや

明日はきっといい天気やで
うちらはみんな幸せやろ
幸せに決まっとる
なぁあんた
そうやん

2005年1月

2010年12月19日日曜日

カナシミノ遺伝子(徴兵制導入アメリカ万歳?)

Queen - Bohemian Rapsody HD

子供が町に
子供が歩道に
子供が公園に
いない
子供を何処へ

子供を何処に
若者を何処へ
老人は死ね
病人は死ね
白いはとはわたしを抱いてはくれない

おんなはうまない
おんなはこどものいのちの危うさを思うとコドモヲウメナイ
ひとのおんなもホモサピエンスダカラ
こどものいのちのアヤウサヲカンジテ
にほんのおんなはコドモヲウムノヲヤメル
にほんのおんなはコドモヲミナコロサレタカラ
カナシミノ遺伝子を持つからモウコドモハウマナイ
モウコドモヲウメナイ
白いはとはおんなを抱いてはくれない

子供が町に
子供が歩道に
子供が公園に
いない
子供を何処へ

若者が街角に
若者が仕事場に
若者が駅に
いない
若者は何処に

日本は滅びたがる
君は滅びたがる

彼らは終わりたがっている
彼らには目指す国家などなかった
彼らは保守とわめき
彼らはアメリカ万歳と叫び
君と岩と土と塩水を愛す
過去の愚かな行いよ再びと
守るだけのココロマズシキ人の懐古趣味

おんなはうまない
おんなはこどものいのちの短さを思うとコドモヲウメナイ
にほんのおんなもホモサピエンスダカラ
こどものいのちのアヤウサヲカンジテ
にほんのおんなはコドモヲウムノヲヤメル
にほんのおんなはコドモヲミナコロサレタカラ
カナシミノ遺伝子を持つからモウコドモハウマナイ
モウコドモヲウメナイ
白いはとはおんなを抱いてはくれない

20:21 2010/03/04 木曜日

おんなはこどものいのちの「危うさ」を思うとコドモヲウメナイ
おんなはこどものいのちの「短さ」を思うとコドモヲウメナイ
「」の言葉が不正アクセスによって削除されていました。
日本会議と社民党は仲良しで、徴兵制を導入したがっていますから、彼らによる削除です。
社民党は、沖縄米軍密着政党で、「もっともっと沖縄」しか言えません。
基地問題の闘争、その他色々ありました。
社民党に騙されて、又冬のボーナスをカンパにまわしている人がいます。
社民党系弁護士は、お金を儲けることに余念がありません。

21:06 2010/12/19日曜日

2010年12月18日土曜日

さくらの花を散らせますように

西島三重子 かげろう坂

似通う人に逢ったことはありません
似通う日々を送っています
似通う道に似通う花が咲く季節です

さくらが咲いた

聞きました
昨日は近くの神社で歌声が流れていました
あなたがいたから聞こえた音です
あなたがいたから其の歌を口ずさみもしました
あなたがいないからわたしの窓辺を避けるように流れて消えます

思い出は重い荷物です
さくらの花を見たくはありません
さくらの花を見てはいけません
さくらの花が早く散りますように
明日は雨が
明後日は風が
さくらの花を散らせますように

あの人のいないわたしがひとりさくらの花を見て
明日を思ってはいけません
あなたのことだけを思って
移り変わる季節とともに色褪せる
「人の春」のように
あなたを忘れたりしてはいけません
あなたの途切れた思いだけに拘泥し
あなたの美名を穢さぬよう
未亡人をもう死んだ人と読んで頂きます

にがわらいをしてる?
にがわらいもできない人でした
あなたも愛を知りませんでした
けれどあなたはいちばん愛することのできる人でした
わたしに愛することを教えてくれたのはあなたです

18:54 2010/04/05 月曜日

2010年12月17日金曜日

寂しい心は誇り高く

西島三重子 一瞬の夏

さみしいこころは
潔癖で
冗長や蛇足を
好みません

さみしいこころは
潔く
悦びに
悲しみに
さっと席を譲ります

さみしいこころは
依怙地です
人と人の世に
背を向け
堅い机にうつ伏して
身動(じろ)ぎもせず

さみしいこころは
悠長で
居残った教室
赤く染まる時が帰った後も
席を立ちません

さみしいこころの勇断は
さみしいこころを受け容れ
暗い教室の片隅
ぽつんとひとり口にすることです

「ああ」と
「ああさみしい」
「あああ なんてさみしいんだ」
「ああ ああ なんてさみしいんだろう」

さみしいこころは
こうして冗長を取り戻して行くのです

さみしいこころは
さみしいこころが大好きで
寄りかかり凭れ合い
慰め合い分かち合い
大好きな振りをするのが大好きで

さみしいこころには
それぞれの行く先があり
さみしいこころは
それぞれに
抱き合うこともなく
強く
誇り高く
独り
忍びなくのです

2006年7月

この詩は、社民党「鳥居正宏のときどきLOGOS」という偽名を実名だと偽る 中北龍太郎福嶋瑞穂作成のブログが私の書いていない記事を書いたと言って言いがかりをつけ、社民・自民・公明・大阪地検によって3年という長期間NETと 現実で脅迫を続け、私を逮捕状もなく、拘留延長許可もなく、大阪拘置所に鳩山由紀夫、千葉景子が24日間という違法な期間被疑者段階で拘留している間に改 竄されていますから、今直して投稿しました。
他のサイトの同じ詩は、改竄されている詩です。

22:54 2010/12/17金曜日

2010年12月16日木曜日

神の祭りの断罪

メモリーグラス 堀江淳

指を曲げて力を込める
上手く掴めない
無名無実の
凍れる月光
蒼々とした夜
閉じられた幕
濡れ衣に霜が結ぼられ
無生物の如し

どの道を辿っても行き着く場所がない
どの方角を目指しても明ける夜がない

手を広げ
指を折って力を込める
上手く掴めない
修正出来ない図面に色が付けられ
冬ざれの門に貼り出される

支配者の紐
足がかりの踏み台
自由を妨げる罪人の刑具首枷
法律家の屯(たむろ)する墓場にて
神の祭りの断罪

21:13 2010/12/07火曜日

2010年12月15日水曜日

落魄の淵にて

中森明菜 雨が降ってた


雨が降りました
貴方がいたころも
その前も
いつも

貴方がいなくなり
日が沈み
世を忍び
落魄の淵にて
雨に打たれ
風に揺れ揺られ

雨が降ります
通りに散る灯火
人の影が往き
日が過ぎ行き

雨は今日も降ります
貴方を失い
穏やかな窓枠を失い
血が滲(にじ)み
日が滲(にじ)み
世が翳り

雨が降っていました
小雪まじりの
それでも桜が咲いているのよ
貴方は私の声を箱の中で聞きましたか

21:26 2010/12/06月曜日

2010年12月14日火曜日

The power of the state kill me today

Cristina Branco - Água e Mel

I can't believe he died.
He dissappeared like the characters of my poem.
He dissappeared like the wind in the spring .
I had to resign myself to the fact that he was gone forever.

Please tell me why do you kill the love of my life.
Do you feel guilt about in the past decade.
I don't admit my guilt.
I don't permit the power of the state.

In the rain cherry blossoms are flowering.
He died in the spring.
The rain changed the snow on that day.
The power of the state kill him.

Please tell me why do you kill the love of my life.
Do you feel guilt about in the past decade.
I don't admit my guilt.
I don't admit the power of the state.
The power of the state kill me today.
I don't admit to myself my guilt.

Fall cherry blossoms in the rain.
Scatter cherry blossoms by the wind.
Dissapear Japan.
Dissapear Japan.

23:43 2010/04/12 Monday

2010年12月13日月曜日

だから今この窓の外

Sinéad O'Connor - Nothing Compares 2U

街の石畳を一枚一枚
屋根の瓦をひとつひとつ
人の姿をそれぞれに
丁寧に包み込んでほぐす
規定通りの柔らかな季節

遠慮(へだ)たる空を上手くこなせない
もつれる明らめと誇りとため息と
亦(また)閉じ込めて透き通った硝子の小瓶
叱られては黙る小犬の仕草

眺めるように演じる
お得意の役回り
引っ掛かったジッパー
脱げない晴れ晴れとしない日のコート
今この窓の外

浴びた入日
褪せる酔い
飲み乾す慣性の形容詞
こびり付いたほこり

だから今
この窓の外

そして

這い出して
この窓の外

這い出して

出て行くのよ

ni-na | 2008.07.24 Thu 16:17

2010年12月12日日曜日

背の悲曲

西島三重子 かげろう坂

素焼きの植木鉢に当たる可視光線の角度や強度は変わらない
開けようとしたサッシュの止まった位置
私の中の竦(すく)み
算段したわけでもない戸惑いがこの日の蔭と日向をつくる
枯れていく季節の楽観的なひだまりに遊ぶ不運

私はここにいて
あなたは埒外(らちがい)にいて
ラスクは硬くて
私は座席のシートベルトに縛られて
あなたは重い荷物の理不尽に身動きできなくて
手を振った

いつからか涙ぐむことのできなくなった少女
あなたの長い影が
人の世のギブスに棲(す)む処罰に力なく微笑む
抱き締めたい
抱き締めても抱き締められない背の悲曲

踏みしだかれた秋(とき)の花壇に
終わりのない回り道に
あなたをさがす

私は白い黄昏にいて
あなたは上辺で薄情になれなくて
神さえ逃げたあの朝
私はバスの窓を開けて
あなたは残りの未練を捨てて
手を振った

2008年9月

「秋(とき)」
この言葉を私がブログに載せた直後、自分が出版した本に多用したのが、「平成海援隊DISCUSSION」の白川勝彦で、NET中に日本会議と社民党が、私のことを「寄生虫」と書いたのは、白川勝彦がその本の中で使っている「パラサイト」という言葉が基になっています。
国家公安委員長だった白川勝彦は、創価学会批判をしています。
公安と警察は、下働きに創価学会を使っています。
大嘘の書いてある本を買わされた読者がどれだけいるでしょう?
白川勝彦は現在弁護士です。
社民保坂展人とは旧知の仲です。
「平成海援隊DISCUSSION」で行われた、「家宅捜索断行!!」、「ついに送検!!」、「民事で慰謝料請求!!」などの中北龍太郎弁護士と社民党首福嶋瑞穂(弁護士)の警察・検察・養和病院・保健所情報を流す手伝いをしています。
白川勝彦元国家公安委員長は、社民党による脅迫・強要の共犯者です。
彼らが行った中傷と脅迫は、私の記事から削除され、プリントはたくさんあったのに全て盗まれました。

22:01 2010/12/12日曜日

2010年12月11日土曜日

冬のレモンネード

ジリオラ・チンクエッティ 燕のように Volano Le Rondini japanese

雨が降るように樹木の窓から陽が降り注ぐ
濁った水溜りに雲が流れ過日の空が写る

有限花序で咲いた誇らしげな花
心のかたちがくちびるのかたちだからと
貴方に傾く炎を折り
縫い合わせたあの落失
見え透いた二元論で
男は女を手放し女は男を打ち消す

注文した冬のレモンネード
諳(そら)んじた恋の不運
感傷的な独唱が風にゆれ波に踊る人の世を
束の間の夢と覚え
拓(ひら)くことのなかった便りを走り読みすれば
形成できなかった明日がテーブルの上でほほ笑む

2009年1月20日20時29分

2010年12月10日金曜日

呪文

Park Yong Ha Arena Tour 2008-2009 - 5 初めて出逢った日のように

貴方達と
君達の距(へだ)たり

私達の形式(かたち)が解(ほぐ)れ
僕達の形式(かたち)を貪(むさぼ)り

あなたのカタチと
わたしのカタチは捻じ曲がり

君の欺瞞は
僕に連帯を呼びかける

連なりたいあたし
連ならなければならないあたしたち
繋ぎたい手
繋ぎ止めたい足
繋いで何処にもやらないお前の全て

どう
きっと
淋しい
うらさびしい

どう
きっと
この景色
ごまかせない諦観(あきらめ)

悲しい 淋しい 愛してる
呪文が好き

悲しい淋しい愛してるが
苦笑いしてる

2007年秋

2010年12月9日木曜日

おやすみ、君

「さらばシベリア鉄道」 大瀧詠一.wmv

君にお早うって言いたい
お早う
一人で言う

うじうじした気まずさは嫌いだ
こそこそした憎悪も嫌いだ
一番好きなのは
にょろにょろしたへび
は嫌いだ
一番好きなのは
君だ

絶対誰も読むなよ
くだらなさ
絶対誰も笑うなよ
僕の祈り

お喋りなすずめは嫌いだ
幸せに溺れる鯉は嫌いだ
一番好きなのは
めちゃくちゃな理屈
は嫌いだ
一番好きなのは
君だ

絶対誰も読むなよ
一心不乱
絶対誰も笑うなよ
僕の祈り

みすぼらしい僕の部屋は嫌いだ
物足りない僕の今日は嫌いだ
一番好きなのは
むずかしい結婚
は嫌いだ
一番好きなのは
自由

君におやすみって言いたい
おやすみ
一人で言う

2008年7月25日21:33金曜日

2010年12月8日水曜日

命をかける沿線(福嶋瑞穂社民党は国民を潰す)

初めて出逢った日のように・・パク・ヨンハ

昼下がり
雑踏の中
呼び止める過酷

振り返り
瞬間乱れた息で
貴方の瞳の奥を探る
束の間の合意は赤く点滅し貴方は視線を逸らす

命をかける沿線は
ひたすら理不尽で
はしゃいでは崩れる視界
溜息を呑み込む
忘れた柔らかい微笑み
春の日をこの目で模写する日は来ないだろう

断片的な夢の中
忍耐はくたびれた顔で打ち明ける
無意味が連なる窓の外
迫る疎外の予感
陽射しが口ごもり
私は顔を伏せる

手を繋いで
少し力を籠めて
貴方の瞳の奥を探る

人の世が儚いものだとしても
心が揺れるものだとしても
明日の落魄を妄りに懼れず
私は啓上する貴方に
見境の無い支配の輪郭と形象

2008年4月7日月曜日15:29:27



福嶋瑞穂の公式のYoutubeがあります。
福嶋瑞穂は、FC2の自分とGooの保坂展人のブログと同じような名のブログ「鳥居正宏のときどきLOGOS 」を作って、Gooで詩を投稿していた私に近付き、三年かけて私を犯罪者にしてしまいました。
鳥居正宏という偽名と偽名で作った党員証を使った名誉毀損事件を自民安倍晋三、麻生太郎・公明太田昭宏と作り上げ、三年かけて私と家族の人生をめちゃくちゃにしました。
私と家族は三年間脅迫され、「逮捕が近い」、「近日民事で慰謝料請求!」「他のことで刑事告訴を準備中 !」と書いては、詩や記事を削除して盗み続けました。
プロバイダー2つとブログ40近くを偽名で解約しています。

私は 、NET中に住所氏名付きで書かれた中傷記事と中傷コメントのために、仕事も出来ず、兄弟の職場には毎日、大阪府警と大阪地検を使って脅迫電話をかけさせ続けました。
NET中の記事やコメントに、「年老いた母に寄生して生活」と書かれました。
働かせないようにしておいて、中傷をするのが福嶋瑞穂のしていることです。
私は夫に送って貰っていたお金で生活し、夫を殺され、夫の保険金を北陸銀行を使って盗まれてからは、「遺族年金と寡婦年金」で暮らしています。
兄弟が家に帰るなり、又電話をかけて脅しています。
母に対する脅迫は、現在も続いています。
私に対しても、現在も脅迫は続いています。
私達家族は、恐くて電話を受けることも郵便物を届けて貰うことさえ出来ません。

福嶋瑞穂と麻生、安倍など日本会議は、兄弟の会社の人間を使って、福嶋瑞穂や麻生、安倍が書き込みをさせた電話番号や住所がNET中に書いてあると兄弟を脅しました。
人の詳しい住所を誰が知っていますか?
私と兄弟が家族であることを誰が知っていますか?
母に対しては、身体障害者や、塗装職人を使ってひどいことをさせています。
塀にペンキをぶっ掛け、夜中に壁を剥がし、コンクリートをかけさせています。
社民党、自民党、公明党は、私からお金と株を一体いくら盗みましたか?
何千万円では済まないでしょう。


家は壊され、服を焼き、庭を焼き、靴を近所の泥棒に履かせて潰し、サンダルは4足も引き千切られています。
廊下に漂白剤を撒きます。


「上関原発」というYoutubeの中で福嶋瑞穂が言っていることを聞いてください。
「国策という名の下に押しつぶしていく・・・」と随分同情的なことを言っています。
いつも国民を潰す役割を担うのは、社民党です。

21:05 2010/12/08水曜日

2010年12月7日火曜日

あどれすは失意

Uragiri/中森明菜

誰もいない
何も無い
この堅い部屋
あどれすは失意

訪れる人があれば
真っ直ぐただ真っ直ぐ
その眼を見よう

話す言葉が見当たらないなら
唇を噛んで
沈黙を守ろう

別れ際
そっと手を取って
その指に触れよう

誇りを失くした
堅い部屋
叫び出しそうな夜
顔の無い人が強く
抱きとめる
住人は安っぽい情をかこつ女

誰も来ない
何も持たない
堅い部屋
あどれすは失意
日付は貴方が持ち去った

2006年3月16日木曜日0:30:46

2010年12月6日月曜日

夢を見ない

Park Yong Ha Arena Tour 2008-2009 - 5 初めて出逢った日のように

街は夏枯れて寂れていなければならない
路上はさながら砂漠でなければならない
指先は冷えて安逸を探し求めてはならない
坂道は一途に登りつめなければならない
扉の向こうに景色はなく振り返ると使い果たした昨日の紙片
今日は明日を思わせてはならない
夢は見ない

蝋燭はひたすら燃え続けなければならない
白は雪のように儚いものがたりでなければならない
風は花を散らせ季節を運び形あるものを失わせ
夕べに帰らぬ人を求めず
今日は明日を思わせてはならない
夢は見ない

現(うつつ)を奪われた鳥
それとなく鳥であれ
翼を欠いたら明らめて落ちればよい
途切れた空歪んだ空
私が飛ばない空私が飛べない空
今成しえない憧れを抱いて見上げる
私のいない今日私がいない明日
夢を見ない

2009年1月25日日曜日11時47分

2010年12月5日日曜日

正直人の世には向きません

中森明菜 予感

君は性善説信奉者
世の中いい人だらけ
擦れ違い様に斬りつけられても
へらへらするのかい
それとも
話し合おうってなこと言ってみるのかい

笑えるぜ

何百年経っても大地が私を消化しても
変わらない
周りがぬめぬめぐちゃぐちゃごにょごにょ
ああもう
心底醜いものだらけになっても
変わらない
程好い冷気を含んだ透明な空気が
褐色のべとついたガスに変わっても
私は変わらない

いえ
実のところ怯えています
私は変われない

私は小さくて
憎しみを蓄えることができません
私は愚かで
腐敗したものとそうでないものの区別がつきません

悪意と善意は同じ顔で近付いて来ます
ありったけの誠実で立ち向かうのですが
いつも見当外れで
正直人の世には向きません

2004年

社民党と日本会議はNETで犯罪を犯して来ましたから、NETやGOOやLOGOSを全角で書いて欲しくないので何度直しても半角にします。
偽名「鳥居正宏」の名を使って、社民党と日本会議が株不正売買、不正措置入院証拠隠滅の犯罪を犯した証拠です。

この頃、NETは現在と同じ状況で、今以上、ブログ会社を挙げての書き込みと思われる中傷でいっぱいでした。
私は被害を受け、夫を亡くし、損害も甚大ではありますが、改竄されてもブログやプロバイダーを「鳥居正宏」偽名で解約、削除されても書き続けて来たことで、私がNETを変えたと思っています。
Gooの詩のブログ「嘘吐き」で囲まれて中傷されました。
社民党、自民公明政権は、その頃も、詩や記事をネタに組織的に中傷を行っていました。
詩の更新は殆どなく、中傷が終わったら、いなくなるというワンパターンの手法は、社民党「鳥居正宏のときどきLOGOS」と同じです。
私はNETで中傷され、その中傷が私を覗き見していないと分からない内容であることを知っています。
しかし、そのことを話しても、理解して貰うのは難しく、詩を発表するにはNET以外になく、私はブログで詩を書き続けました。
CDに取ってあったものも、ノートに書いたものも、ブログを印刷したものも、社民党の名で大阪府警、大阪地検が持って行ったまま返さず、残っていた詩や記事は、鳩山由紀夫の名で被疑者段階で大阪拘置所に私を違法拘留している24日間に殆ど盗まれてしまいました。
今残っているのは、日付まで削除され、改竄された詩です。

23:00 2010/12/05日曜日

2010年12月4日土曜日

雨に濡れて

雨の物語 中森明菜

雨に濡れて
思い出がしゃがみこむ
辿れない地図握り締め
思い出がしゃがみこむ

雨に濡れて
思い出が歩き出す
傍若無人に歩き出す
滴る水水泥まみれのヒール

しどろもどろに雨が降る
しどろもどろに日が暮れる
思い出が立ち竦む
背中で拒んで立ち竦む

2005年10月12日水曜日23:59:45

2010年12月3日金曜日

再生(部屋)

中森明菜 雨が降ってた

いつも帰る場所
ここしかないように辿り着く部屋

お前に
お早う
それだけを言いたい

何かが終わった
何かが始まろうとする気配はない
壊れたブラインドは相変わらずだし
うっそうとした庭に吸い込まれるだけの視線も虚ろなまま

ただ愛しい
妙に愛しい
こんな日は
お早うと
それだけ言おう
曇り空の下
明るさを取り戻そうとしている
帰り着くだけのこの部屋に

私がいるだけの空っぽな場所

2006年7月16日日曜日10:29:20

2010年12月2日木曜日

地階

THIS MASQUERADE / Carpenters

私は立つ
孤独に立つ
小枝にぶら下がったり
大きな幹に凭れかかったりしない
ここに誓う

私は立つ
孤独に立つ
暗い荒野に
吹き荒ぶ嵐の中に
ここに誓う

私は立つ
退屈な昼下がり
下手な猿芝居の終幕間近
虚しさと寂しさが轟くこの舞台
最後まで立つ
ここに誓う

2005年冬

2010年12月1日水曜日

明日へ

ひまわり Sunflower

今日から明日へ
時はシンプル
その境目に折り目はなく
その瞬間にシグナルはなく

腑に落ちない昨日のために
さむざむとした此処で
握り締める五本の指

2008年1月1日火曜日13:23