- Within Temptation (Lyrics) -The Truth Beneath The Rose

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涸れた倦み

  • 私の全身全霊が記憶している不正措置入院 - 「認知機能」は、人が心理学的な「認知」を行うための、知的機能を総称した概念です。五感(見る、聴く、触る、嗅ぐ、味わう)を介して外部から得た情報をもとに、物事の現状を認識したり、言葉を操ったり、計算・学習・記憶を行ったりします私達は脳からの指令で動いてはいない。今、私がこれを書いている理由、「統合失調症」という病...
    1 か月前

涸れた倦み

2011年1月31日月曜日

中東をカオスという(ヒトにカオスがあり 国家にカオスがある)

Leonard Cohen - Love Itself

中東をカオスという
カオスはわたしの中にあり
あなたの中にある
ヒトはヒトを知ることは出来ない
ヒトは知ることの出来ないヒトを支配することは出来ない

中東をカオスという
支配出来ない国と地域をカオスと呼ぶ
チュニジア
エジプト
地域カオスの明日に待っているのは
武器輸出と兵士暗殺目的の紛争処理?
それとも
ヒト絶滅に向かう徴兵制導入の道筋 ?

ヒトはヒトを知ることはない
国家が国家を理解することは出来ない
ヒトにカオスがあり
国家にカオスがある

透き通った硝子の向こうの澄んだ青い空
曇り硝子の向こうの灰色の空
私達の明日は見えない
私達に明日がないというわけではない
見えない明日と
知ることの出来ない貴方と
知ることの出来ない国

中東をカオスという
分からないことの前で首を横に振ってはいけない
分からないことに向かって 銃を構えてはならない
分からないときは分からないことを
互いに黙ったまま
抱きしめ合えばよい

中東をカオスという
カオスはわたしの中にあり
あなたの中にある
ヒトにカオスがあり
国家にカオスがある

朝起きたらカオスを洗い流すじゃないか
昼はカオスの真ん中に放り投げられ
それでも今日も生きたじゃないか
夜眠るときはカオスを枕に眠るじゃないか

21:24 2011/01/30日曜日

2011年1月30日日曜日

カナシミノ遺伝子(徴兵制導入で日本は死滅する)

 Leonard Cohen - A Thousand Kisses Deep

子供が町に
子供が歩道に
子供が公園に
いない
子供を何処へ

子供を何処に
若者を何処に
老人は死ね
病人は死ね
お前は死ね
白いはとはわたしを抱いてはくれない

おんなはうまない
おんなはこどものいのちを思うとコドモヲウメナイ
ひとのおんなもホモサピエンスダカラ
こどものいのちのアヤウサヲカンジテ
にほんのおんなはコドモヲウムノヲヤメル
にほんのおんなはコドモヲミナコロサレタカラ
カナシミノ遺伝子を持つからモウコドモハウマナイ
モウコドモヲウメナイ
白いはとはおんなを抱いてはくれない

子供が町に
子供が歩道に
子供が公園に
いない
子供を何処へ

若者が街角に
若者が仕事場に
若者が駅に
いない
若者は何処に

日本は滅びたがる
君は滅びたがる
花は散れ
君も散れ

彼らは終わりたがっている
彼らには目指す国家などなかった
彼らは保守とわめき
君と旗と岩と土と塩水を愛す
過去の愚かな行いよ再びと
守るだけのココロマズシキ人の懐古趣味

おんなはうまない
おんなはこどものいのちのを思うとコドモヲウメナイ
にほんのおんなもホモサピエンスダカラ
こどものいのちのアヤウサヲカンジテ
にほんのおんなはコドモヲウムノヲヤメル
にほんのおんなはコドモヲミナコロサレタカラ
カナシミノ遺伝子を持つからモウコドモハウマナイ
モウコドモヲウメナイ
白いはとはもうおんなを抱いてはくれない

20:21 2010/03/04 木曜日

2011年1月29日土曜日

見詰めると 淫らに傷を負い

初めて出逢った日のように(Jap ver)

辿る
端のない道
佇む明かりを点けない街角
目覚める朝の白い雲
眠りに就くだけの今日
しあわせの影を求める・・
しあわせの方向に向かう・・

しあわせは
在るという場所
其処に立てば
其処に霧がかかり
其の形に
添うとき
素通りする

あいたい
アイタイ
逢いたい
思うほどに貴方に傾き
口にすればこころが途切れて
逢えば其のヒトは貴方ではない
貴方のカタチ
しあわせのカタチ
待つだけの五本のゆび
つかむとカタチが崩れ
握り締めると指の間を毀れ

貴方がわからない貴方
貴方がわからないわたし
わたしがわからないわたし
わたしがわからない貴方

見詰めると
淫らに傷を負いたがり
抱き合えば
潔く身を引く
わからないわたしと
わからない貴方と・・
清らかに澄んだ青

21:16 2011/01/23日曜日

2011年1月28日金曜日

何処行きのバスに乗るの何処行きの船に乗るの

Graciela Susana_グラシェラ・スサーナさん _白い冬(Winter White)

あなたが居た場所を知らない
あなたが愛した人を知らない
今日の宴を語らないで
あなたの傍らの人を匂わさないで
あなたのパレット
赤い色が足りなけりゃ
わたしのこころに針を刺して
一滴色を添えましょう

あなたの昨日を知りたくない
あなたの昨日の輝きを知りたくない
何処行きのバスに乗るの
乗る前から何処に行くか
決まっている
決めている
何処にいても
何処に行き着いても
踏み止まる
誰もが

街はむなしく白い
空はむなしく青い
今日もむなしくお芝居
昨日のことは知らない
明日のことは
決まっている
決めている

わたしのことはよく知っている
あなたのことは知りたくない
わたしは愛を知らない
あなたは愛を知らない

何処行きの船に乗るの
船は何処にも着かない
船は船であって船ではない
あなたはあなたをよく知らない
あなたはあなたであってあなたではない

あなたの辞書を引き千切る
わたしの恥じらいを引き剥がす
そのむなしく厚い本
幸せが足りなけりゃ
あなたのこころを切り開き
ピカソのブルーで塗り潰しなさい

23:31 2011/01/28金曜日

2011年1月27日木曜日

忘れてしまいたい(山本香苗の証拠捏造写真が削除されました)

公明党山本香苗2008年4月23日の髪の長さ
公明党山本香苗5月2日の髪の長さ
涸れた倦み: 山本香苗日本会議社民党脅迫証拠隠滅
http://naritaetukokaretaumi.blogspot.com/2010/11/blog-post_25.html
公明党自民社民など政治家によってこの記事が改ざんされ、山本香苗の2008年4月23日の写真が削除されました。


忘れてしまいたい


抱き締める腕に躊躇いを感じて
愛したことを悔いた夜
ルールや連続性や一定のリズムではなく
ただひたすら
倒れることも厭わず貴方に傾いていく
無謀な熱

貴方は忘れてしまう

貴方の心の海の鍵を開けるのは貴方
侵したくても侵されない海域
冒されても冒し切れない海の底
澱みも無く汚れを受け入れず
守り続けるただ一つの砦
閉ざすのも貴方

貴方は忘れてしまう

一日が暗い雲に覆われて
次の日も次の日も
心が沈んでしまっても
いつか晴れ間が空を過ぎり
胸に投影される

貴方は忘れてしまう

俯(うつむ)いて俯いて
頑なな地面ばかり見ている時も
目を上げさえすれば其処に光を放つものがある
見晴らせば山並みは雪解けを迎えている
世界は誰のものでもない
ときめきをもたらす息吹を
等しく胸に収めることができる

貴方はまたすぐに忘れてしまうだろう

踏みにじられた野の花
季節が巡れば
慎ましく固い蕾をつけ
人知れずしなやかに花開く

たとえ貴方が忘れても

命に始まりと終わりは無い
宙(そら)は朝と夜を送り出し
喧騒と静寂が大地で演じられる
胸の痛みも嘆きも駱駝色のフランネルに包まれ
やがて消えてゆく

2006年2月26日日曜日23:17:24

2011年1月26日水曜日

情けない日記

Carpenters | This Masquerade [HQ]

今日は朝早く起きて
悲しくなって
あの子の名を呼んだ
あの子に会いたいとつぶやいた
あの子をわたしは捨てた

今日朝起きてご飯を食べて
お掃除をして
さみしくなって
お風呂をきれいにした
あなたと私の仮面舞踏会
剥がれ落ちた過去(とき)
洗い流せない不実

今日はお昼ご飯の前に
可哀そうに見えるようにして
買い物に行った
焼きそばを買って
焼きそばを情けない焼きそばにした

あの子のことを思った
抱きしめたい
焼きそばを食べるしか
私に出来ることはなかった
あの子のいたキッチン
ごまかして口に突っ込んだ

お昼ご飯を食べた後
アメジストセージの紫を見た
手立て無き秋声
眠った
起きると空(むな)しくて
窓の外を見た
ガラスを雨が伝う
あの子の涙を拭(ぬぐ)いたい

出来ることは諦めることだけだった
あなたにメールした
さみしくないよって
あなたは嘘だって言った
夕風が過ぎた日を吹き抜ける
あなたもね、わたしは言いたかった

夜が来たので灯りを消した
布団をかぶると
わたしは今日もしあわせだった

2008年1月

2011年1月25日火曜日

冬のレモンネード

Scorpions - Still Loving You

雨が降るように樹木の窓から陽が降り注ぐ
濁った水溜りに雲が流れ過日の空が写る

有限花序で咲いた誇らしげな花
心のかたちがくちびるのかたちだからと
貴方に傾く炎を折り
縫い合わせたあの落失
見え透いた二元論で
男は女を手放し女は男を打ち消す

注文した冬のレモンネード
諳(そら)んじた恋の不運
感傷的な独唱が風にゆれ波に踊る人の世を
束の間の夢と覚え
拓(ひら)くことのなかった便りを走り読みすれば
形成できなかった明日がテーブルの上でほほ笑む

2009年1月20日火曜日20時29分

2011年1月24日月曜日

白ける顔・まんがの顔まんがの人生

SARA-我的心好冷 國語 [KTV ]


でぃすぷれい
アナタガいたその画面
今は白い

配置された骨
平面と曲面の
表と裏の
其処に
息づくワタクシ

ワタクシは曇り硝子
ワタクシは息グルシク
ワタクシは目を瞠(みは)り
ワタクシは口篭もり
ワタクシは耳を塞いだ
手折られたワタクシ

許されざるカーブ
うわべを装い
しの字を用い
陽(ひ)に黒点を添える
刈り込まれた進入禁止の杭(くい)

ワタクシを失った目で
見るのは
ワタクシの育った家
見えるのは
失ったワタクシのいた風景

くちびるが震える
失うためにだけ声が漏れる
言葉がワタクシを失くして
声がワタクシを失くして
涕(なみだ)が機能を失い
ワタクシが崩れる
その口元
その紅のらいん
止めることができない


でぃすぷれい
アナタに逢えないこの画面
白に近付く色

15:01 2011/01/24月曜日

大きな目は更に大きくしないと満足せず
大きな目の周りには必ず出来る皺を伸ばさずにはいられず
やがて彼女達の目の周りは自分を失います
彼女達は数年後に又整形をします
30代で顎の下側の膨らみがなくなり
鼻から口に
口から顎にかけて不自然な数多くの皺が刻まれます
削った顎はもう元に戻すことが出来ません
削った鼻はもうありません
貴女はいません
貴女はいないワタクシを探すだけ
いない貴女は
違う貴女を幾度探し求め
違う貴女を幾度演じ
違う貴方は違う貴女を追い求める限り
ズレてズレて
違う貴女と違う貴方は重なりません
何処にも貴女はいません
もう貴女はいません

貴女の取り巻きがいくら掲示板に書き込んでみても
貴女がお似合いの男と並んでカメラの前に立ち
「私は私のまま・・」
と虚勢を張っても
もう貴女は決して元に戻ることはありません
貴女がいない、
貴女はもう何処にもいない、
いない貴女が私達のこころを奪うことはありません

まんがのおかおには
まんがの人生

Biglobe「今日、この朝」にログイン出来ません。
20分経ちます。
チャイナネットの整形に関する書き込みを見ると、誰が妨害しているか分かります。
どの歌手や女優がこういう犯罪に関わっているかも分かります。
この詩の核心は、ローンです。
美容整形とローンです。
ローンで私を失い
整形で私を失います。
歌手や女優は誰一人使い物になりません。
男も同じです。
色々思い当たる人と会社と歌手がいますでしょ。
50分経ちましたが「今日、この朝」にログイン出来ません。
接続をリセットされ、その画像を取ると記号だらけにされました。
消費者ローン会社と一切係わり合いを持たないことが大切です。
総務省とやくざと市民劇場が何をしているか?
15:21 2011/01/24月曜日

15時6分にBloachに記事を書いてからその記事をBiglobeに投稿しようとしました。
しかし、ログインをクリックしても読み込み中という文字が出て白い画面になりリセットされましたという文字が出ます。
誰が私のブログにログインして何時も侵入しているのか調べて下さい。
接続を私以外の人間が使っています。
調べて下さい。
接続がリセットされました。
ページの読み込み中にサーバーへの接続がリセットされました。

この文章を問い合わせから19時15分にプロバイダーに送りました。
未だBiglobeにログイン出来ません。19時22分

当選議員、落選議員と様々な妨害。
大前研一が彼らを使って何をしているか?
随分幼稚なことをなさるようで・・・
私は毎日見て、皆知っています。
私の子供の妨害だけは、そろそろ止めた方がいいんじゃないですか?

22:45 2011/01/24月曜日

2011年1月23日日曜日

惨めな入浴などしないで

Queen - Bohemian Rhapsody

あのお風呂にはすぐにカビが生えて
玄関の重い扉を開け放ったり
換気扇を回しっ放しにしたり
入った後はすぐにお湯を捨てて
でなければシャワーで済ましたり
心を砕いてやらなければ
すぐにカビが生えて

カビの生えたお風呂で惨めな入浴などしないで
きれいに洗って漂白して
その痩せた体ごと物干し竿にぶら下がって
春の日差しを一心に浴びて
貴方に太陽を感じる力が無いのなら
暖かさを感じる心を捨てる
その一条の光にすら成り得ないのなら
闇の中を生きる

貴方を生んだ
その事の外に何もしなかった
凍った道を手を引いてくれたのに
運んだのは終わらない冬と灯りの無い家
譲ったのは動じやすい魂と手に入らないものを探す癖

誠実な時代は終わりにします
抱き締め頷く
それは容易(たや)いことだから
貴方のお風呂は貴方が磨く
真っ直ぐ伸びた朝の道を歩いて
歩き疲れたらお風呂を磨いて
朝の入浴をして
いつまでも止まれない
時は貴方を見捨てては置かない

2006年5月

2011年1月22日土曜日

つまらない

時計・・・五輪真弓

つまらない日は何をしよう
つまらない日はつまらないから
つまらないといっぱい言って
どんどんつまらなくして
次から次へとつまらなくなって

つまらない本を開いて閉じて
つまらない詩を書いて消して
空を見上げて目を見開いて
雲さえありもしない
青いだけのつまらないこの日
涙がぽたぽた落ちて
つまらないが声にならない

動かない木の枝
動かないわたしのこのこころ
動かない椅子に目をやれば
はげた塗料が
つまらない人のつまらないこの部屋をつまらなく見せる

あのね、
言い淀んでは失くした布切れ
接ぎ合わせられない明日の紙面

2008年12月20日土曜日0時54分

「遠く離れても」にある詩を書いた日付が殆ど不正アクセスによって削除してあります。
この詩は昼に書いてBiglobeで発表した詩ですが、時間と日付が改竄されています。

2011年1月21日金曜日

こころとからだが離れて

五輪真弓 潮騷

心と体が均一で
同調するほど
熱くはない

それぞれ背を向け合って屹立
自らを抱き締めても
溶けることはない
冷たく見放して長い

白日落ちる理非の涙

2008年 5月

2011年1月20日木曜日

声を聴かせて

五輪真弓 - 悲しみにまかせて

私たち幸せな時微笑が零れるでしょ

悲しい時涙が溢れてすすり泣く
痛い時ああって思わず口にする
そんな貴方の無防備な心の声が聴きたい
届く程にもつれていった祈りが
調子の外れた愛の歌が
握りこぶしのような結び目をこしらえて
ほどく前に溜息ばかり
あきらめばかり
時は右回りにしか回転しないから

私たち幸せな時微笑が零れるでしょ

つまづいた時相手が石なら
蹴飛ばしてお家まで石蹴りをする
夢で仲の良い友達と何が可笑しいのかわからないけれど
心臓の辺りをくすぐられたみたいに笑っている
そんな無邪気な貴方の声が聴きたい
もつれてももつれてもほどこうとする
あきらめたりはしない
私は人で
貴方は人で
違う心で
違う体で
だから求め合う

私たち幸せな時つい唇が綻(ほころ)びる

悲しいときには悲しいと
つらいときつらいと告げて
耐えられないとき弱音を吐いて
愛せなくなったとき終わりだと背を向けて
心のもやもやをうやむやに
いたずらに時の右回転を見送るのは止めて
若い時はそう長くは無いのだから

その乾いた唇を開いて
ありのままの呟きを聞かせて
幸せな時貴方が思わず微笑むように
貴方の心の声を聴かせて

2006年2月3日金曜日23:53:29

Youtubeは、色を選択させることを止めました。
私の記事のYoutubeのサイズが全部改竄されていたことがあります。
気付いて元のサイズの戻しました。
その時Youtubeは設定を変えています。
ついに私の真似をして、ワイドを画面を取り入れることにしたのでしょうか?
Youtubeに務める日本会議や創価学会の入り込ませている社員に、自分のアイディアとして出させ点数を稼ぐ為に、私のブログのYoutubeのサイズまで変えています。
そして日本会議や創価学会員は、その会社を腐らせてしまいます。


中国の動画の音とYoutubeの音の差は何処から来ているのでしょう?
中国の動画は良い音です。
それを聞いた後で、Youtubeの音は聞けません。

2011年1月19日水曜日

帰りたい

Itsuwa Mayumi - Tokino Nagareni 時の流れに

帰りたい
私たちは帰りたい
あの日に
あの家に
柔らかな午後の日差しの真ん中に
安らぎとまどろみの場所へ

貴方は帰りたい
私は帰りたい
朝から晩まで帰りたい
タクシーを呼んで
夜汽車に乗って
バスに揺られて
とぼとぼ歩いて

私たちは帰るのだけれども
私たちは私たちではなくて
ひとつに括(くく)る事のできた
私と貴方とその場所
遠い彼方に散らばって
私たちは何処に辿り着いても居たたまれない

私たちは帰りたい
行き先などない
何処(いずこ)かへ
帰りたい帰りたい
帰れない貴方に帰りたい
帰れない私に帰りたい

タクシー呼んで
タクシー呼んで
タクシー呼んで
駄々をこねて
日が暮れる

2005年10月31日 月曜日20:34:45

2011年1月18日火曜日

人の形に 雪が降る

Graciela Susana _グラシェラ・スサーナさん_ 帰り来ぬ青春

遠い青
留まる枝
棲む軒下
すずめは何処に行ったのだろう
春にもいない
夏にも鳴かず
冬にもいない
雪の上
赤い実を食べていた

遠い日
近い人
受け留める不在
分かれのほか対した絵は埋もれ
歩かない道
雪が積る

人の形に
雪が降る
雪の中に立ち
一人の身に
雪が降り
雪が降り
埋もれる
うもれよう

遠い空
青い海の向こう
あなたはいた
透きとおったこころがあり
装い秘める思いがないのなら
あなたの傍らに座ったでしょう
あなたは傍らに座ったでしょう

21:29 2010/12/31金曜日

2011年1月17日月曜日

忘れられない人もなく//日本政府は不正アクセスし中国大使館の意見と感想を表示させません

Graciela Susana グラシエラスサーナ 愛さないの愛せないの
壁の白に夕べが滲み
とげのある花を
手折(たお)っては
言いくるめ
束ねて
結って
庭先に日が暮れる

巷(ちまた)はくどくど煩わしい
曲りくねった道に
回りくどい赤縄(せきじょう)
いっそ一思いに
情けごころなく退け
ひなたぼっこ

美しい模様
窓の外 空の夕べ
忘れられないひともなく
忘れたい憂えもなく
忘れることの意味も忘れ

21:46 2010/12/28火曜日

中国駐日本大使館のニュースにミスがありましたから、「ご意見と感想」で知らせようと思いましたが、日本政府と日本会議は、不正アクセスによって「ご意見と感想」をクリックしてもプロバイダーを切断してファイルを表示させません。
メールも表示出来ません。
赤い部分がミスです。
これまでにもホームページの文章のミスを教えて来ました。
日本政府は、私のメールをカットして、日本会議の誰かの名前を使い、私に返事を書く時には、日本会議が入れている社員に私にメールさせます。
会社には、創価学会員や日本会議社員がミスを見つけたということにします。
そうしたメールは、日本政府が日本会議や近所の泥棒、不正アクセスの中継を行っているパソコンによって全部削除されています。23:42 2011/01/17

2011年領事部旧正月休館の知らせ旧正月にあたり,当館領事部は
2011年2月2日から6日にかけてが休館し,7日より開館したします.
以上,お知らせいたします.
中国駐日本大使館

2011年1月16日日曜日

氷柱に抱かれたい夜

五輪真弓 おまえ

わずかに緩んだ室内
ささやかな静寂と言う名の休息より
不意にはらはら床に零れるバラの花弁
ありとあらゆる温もりより
寒風に晒され凍りついた氷柱に
抱かれたい夜

凡庸なドアの内側
描く喜びの錯誤より
確実に遠ざかるヒトであった誇り
ありとあらゆる恥じらいより
枯れ木の沈む泥沼に
落ちたい夜

結実より散乱を
散乱より確かな結実を
頑なな芯
取り残され剥き出しに

2008年1月

2011年1月15日土曜日

私が私である今日

愛の蜃気楼 (砂の城) - 五輪真弓 (Mirage of Love - Itsuwa Mayumi)

今日という日は私が私であっても良い日です
尊い一日です

毎日私を捨てに工場に出かけます
其処での私はどうやらつまらない無用な工員らしくて
型枠の中にそのように嵌(は)め込まれているようです
有益であってはならないように精神の矯正を
怒鳴り声といたたまれない愚痴と互いに罵りあう陰口によって
受けています
其処では嘘をつくことなど当たり前
傷つけることは寧ろ美徳でさえあるのです
自分を守る為なら何でも許されます
私は代価を得る為コンクリートになりました
誰彼と無く心を許すことはありません
口は堅結びでめったに開きません

今日という日は私が私を放り込んだ型枠から解き放たれ
私が私の為に息をすることが許されて
誰かの言葉で惑わされることも無く
故意に突き刺す刺々しい苛立ちに怯えることも無く
ゆったりとあるがままに私は私のように振舞うことが許されています
唇に優しい色の紅を引きます
頬も春色に染め上げます
鏡の中の私を見つめて微笑みかけてやります

今日という一日が与えられたこと
心地よい歌や心地よい居場所が用意されていること
暖かい食事と思いやりを頂いて
ありがとう私を包んでくれている全て
今日という一日の中で私は溶けて柔らかくなりました

2006年2月

2011年1月14日金曜日

連帯しようなんて

合鍵 (Stereo)


例えば一日が公園のベンチで終わるとして
肌は 汗、泥、排気ガスが堆積して角質だらけ
髪は潤いもなく、衣服が薄汚れ強い悪臭で
振り向かれる事もなく
寧ろ振り返りざまつばをかけられたとして
誰がどの様な目で見ても
同情或いは侮辱以外形容する言葉が見当たらないとして

何故不幸と決めつけられなければならない
何故社会のつまはじき者と蔑まれなければならぬか
貧民街に住んで貧しさを極めていたとしても
道ゆくヒト、政治家、革命家、ボランティア
誰の目にも見えはしない
誰も見ようとはしない
レッテルが彼らの五感を塞いでいる

ヒトは自由である何時の場合も
私には私の誇りがあり
私には私の幻の家があり
私には私の恋があり
私には私の翼がある
見えるものが全てではない
呟く言葉が私そのものではない
そのことを誰もがよく知っているだろうに

ヒトは
解き放たれている
深く心を閉ざす時でさえ
胸に青い空を描き
頭上高くとんびのように旋回する
或いは今日のような満月の夜は煌く星となろう
たまたま労働にありつけたらこの上ない喜びで
むせび泣くだろう
肉体の極限まで労働する
其の事の至福の歓びを
知らずに人は死ぬ

私達は迂闊に口にしてはならない
連帯しようなんて
高見の見物の時に使う台詞
連帯しようなんて

2005年12月

2011年1月13日木曜日

もしもあなたが

五輪真弓 国境

もしあなたが何もかも望みを絶たれ
言葉を失う日が来たら
電話をくださいififと
声も途切れて届かないなら
手紙にあるがままと書いてみてください

もしあなたが生きとし生けるもの全てから
疎んじられる日が来たら
夜の街に出て
吐き出した思いのこもる袋小路で
痩せた子猫を拾ってください

もしあなたがこの世から影も形も
消してしまおうと決心する日が来たら
一日だけ先延ばしにして
早起きをしてみてください
朝日を浴びながら私の住む町に
向かって歩いてください

もしあなたが不幸なら
あなたの周りの誰にも彼にも
そのことを打ち明けてください
何も言わずに
あなたの手をただぎゅうっと
握り締めてくれる人の手を
さらに強く握り返してください

もしもあなたに
そのような人が居なければ
この両手で
あなたの両の手を温めましょう
そして抱きしめましょう

2005年1月頃

2011年1月12日水曜日

名誉は毀損されない

ふれあう時を信じて

死と隣り合わせで生きています
死に近寄っているのか
死から遠ざかっているのか
それさえ分かりません

名誉は傷つくものではありません
名誉は誰にも傷つけられることはありません
名誉は常に守られています
守っているのは
貴方であり
子であり
祖先であり
私であり
生きているというそのことであり

もし貴方が傷ついたと口にするのなら
名誉が毀損された
ではなく
高かった鼻がへし折られたと
苦笑して下さい

名誉を重んじる人は
自らの名誉を守る為に自らの名誉はすすんで捨てます
何事も人に求めません
自らの名誉を守る為に
人を苦しめるとしたら
人を悲しませるとしたら
人を蔑むとしたら
人に惨めな思いをさせるとしたら
貴方が守ったのは名誉ではありません

貴方は貴方からただ必死で逃げました
貴方自身が貴方の名誉を傷つけてしまったからです
貴方は貴方の脆さと弱さに目を瞑りました
名誉は誰にも傷つけることは出来ませんが
貴方だけには貴方の名誉を傷つけることが許されています

名誉は汚れることを厭いません
名誉は傷つくことを厭いません
名誉は損なわれることを厭いません
名誉は踏みつけられることを厭いません

名や誉れはたまたま貴方が手にしたモノです
名や誉れを実は貴方は未だ手にしていません
要らないモノ
それを名誉と言います
名も誉れも捨てたい
名も誉れも捨てよう
その時貴方は名誉を手にします

ですから
名誉は何時でも貴方と共にあり
人には奪うことが出来ません
誰にも奪われることはありません
誰も毀(こわ)すことは出来ません
貴方が強いて守らなくても
何時でも貴方と共に在ります
捨て去れば捨て去るほど
顧みなければ顧みないほど
名誉が貴方を支えるでしょう
貴方は誇りの高い人となるでしょう

22:24 2011/01/12水曜日

2011年1月11日火曜日

ホントウハツラインダ

五輪真弓 想い出を捨てて

朝起きて
ご飯とお味噌汁お漬物
ご飯は子供のお茶碗に半分
お味噌汁は豆腐と茄子
お漬物は奈良漬
食べたくなくても食べる
食べたい時も食べる
食べて美味しくないと感じても食べる
自分がどう思う
身体が何を要求している
朝からそんな肝心なこと
ふんふんふん
知ったこっちゃねえのさ
生きるのさ
今日もがむしゃらに
屁理屈捏(こ)ねて筋道立てたよ
お利口さんを決め込んで気取って見た
何一つ上手くいったことなんてないのさ
思い通りになることなど皆無
だから生きてみる
生きるだけ
鼓動する左のアツイ塊がある限り

逸れていく軌道
修正できない軌跡
しゅんとして
しょぼんとして
どぼんと泥濘(ぬかるみ)にはまってみる
やってみればいいじゃないか
生きてみればいいじゃないか
どじ踏んでもいいんじゃない
百数十年先みんな轆轤(ろくろ)
誰も何もお前の今日を知る者はない
お前と私が愛し合ったことも
お前と私が傷つけあったことも
シーンと静まり返った宇宙の端くれの
端くれの屁たれのお前と私
ふんふんふん
知ったこっちゃねえのさ

心も体も思い通りには動かない
てんでばらばら支離滅裂
くどい説明は要らない
ありふれた景色拒絶
激しく無様でありのままでいい
がむしゃらに生きる
体がアツク脈打つ限り

ホントウハツラインダなんて言葉拒絶
明日を奪取
明日へダッシュ
明日へ脱出
惨めだった今日を脱出
そんな悲しい言葉じゃない
明日は
ほら
目を閉じればオルゴールの小箱
そうっとねじを巻くと胸の高まりと共に耳に届いた旋律
少女のようにときめいて
今日とは違う輝きつかみに行こう
違う夜明けを目覚めよう
明日へ明日へ雪崩のように生きよう

私の悩み私の愚痴私の痛み
尽きることのない孤の足枷(あしかせ)
おなかのずうっと下の方に押し込んで
隠すのではなく深く感じて
アツク収縮繰り返す左の赤いもの
信じられるもの
確実なもの
この瞬間の肌のぬくもり
春の日の乾いた田んぼ一面に咲く蓮華
つなぎ合わせて
凝縮した瞬間をつなぎ合わせて
怠惰な瞬間織り交ぜて
生きることは瞬間
時は既に去った瞬間の堆積

2006年8月

2011年1月10日月曜日

空色の空間

熱いさよなら・・・五輪真弓

空に変わって行く
さまよってなんかいちゃ駄目だよって
わたしのいい人が教えてくれた
いい人はわたしの中に住んでいて
わたしの細胞のひとつなんだけど

たとえばこどものころ外は嵐で
空き缶が転がる音や
昼間遊んだ砂場のおままごと道具が
てんでばらばらに散らばった風景に
みょうちくりんなときめきを覚えたように

整理された有様よりでたらめな有様が好き
しあわせな景色よりふしあわせな景色が好き
それをかたちづくる人が好き
かたちづくる人の弱さのそばで
手を握り締めていることが好き

しあわせはわたしには退屈で
脂肪をたくわえた腹部のようで
怠慢でぶよぶよしていて
いのちに実感がなくて

だけど今日はあまりにも
取り乱した後だから
わたしの周りを空にして
わたしはいい人を呼び出して
この小さなお空で鳥のように飛んでみる

2004年8月31日21時16分

2008.09.05 Friday 10:42
詩 | - | -
2008.09.24 Wednesday 22:50
エッセイ | - | -

2011年1月9日日曜日

意図されて

五輪真弓 手紙

鳥が鳴く
鳥が鳥として在る
玉砂利を散らしたように
燃え尽きた木片が浮かんでいるように
鳥が海に生きて
鳴く

ああ
海の音がする
小さな岩と岩との間に風が吹き
海が音を出す
海が生きて
水が揺れる
揺らぐ揺すられるたおやかな悲哀

私は自転車をこぐ
筋肉の疲れが私の筋肉の疲労であると
それは私のものであるから心地よいと
この運動に対してこれだけの納得できる疲れ
腿から自然に伝わる疲労の生産過程

窓辺を充(み)たすカランコエ
深紅の色が深紅の色だと目に伝える
深紅が深紅であることのよろこび
脅かされない目から脳への回路の獲得
不在だった私の
冬の窓辺を守って
咲き続けたカランコエ
素通りした幾つもの季節

意図されて
私は私と疎遠であった
黄昏は
無い明日をそれでも思わせ
早い夕食後
薄汚れた便器に手を入れ
確認した溶けかかったリスパダール
2mg

喉が受け容れた悪意の骨組み
拘禁の白衣は汚れた指先で
携帯を使う
慎みのない濁った眼が私に注がれ
私はまたひとつ
こころに灯火(ともしび)を点(とも)す

初春の今日
私にはまだ私がいない
私が少しだけ私を感じた瞬間
海へ
海へ
自転車をこぐ

2008年3月
:・・・・・・・・・・・・・:
私が自民党幹事長日本会議広江はじめ養和病院に不正措置入院していた時の事を書いた詩です。
広江ゆうは病名も告げずに、初めの3ヶ月はリスパダール1mgを処方しました。
退院間近、リスパダール2mgに変えました。
普通この逆で、強い薬から弱い薬に変えます。
広江ゆうは何も知らない医師で、リスパダールは血圧が50と80まで下がった低血圧の私に処方すると、死ぬ惧れがあり、「自傷の虞がある」と勝手に聞きもしないで決めておいて、自傷の虞のある人間にリスパダールを飲ませると、自殺する可能性があるということも知りませんでした。
私がそのことをブログに書くと、広江ゆうと広江はじめは、麻生太郎、鳩山邦男、戸井田徹、福嶋瑞穂と共謀し、上杉隆のブログと、社民党中北龍太郎弁護士が書き込んでいる「鳥居正宏のときどきLOGOS」に「器物損壊罪」で私が逮捕され、起訴は免れたと嘘を書かせています。
上杉隆は、現在もそれと同じ内容のコメントを書いては消し、コメントの記事を移し替え、改竄を繰り返しています。

私は「器物損壊罪」で逮捕されたことはありません。
過去に逮捕の経験は一度もありません。
麻生太郎、鳩山邦男、鳩山由紀夫、小沢一郎、福嶋瑞穂、中北龍太郎が確信犯です。
鳥居正宏という男は、いません。
公判に来た「木建正宏」という男は、何時も自公政府が行うように、やくざか遊び人を使っただけです。

広江ゆうは退院が迫った頃、私が何度も聞いてやっと病名を言いました。
精神分裂病の説明もせず、診断の為に一度も質問もしていません。
私は、夕食後トイレでリスパダールという毒薬を吐き出して5ヶ月後に退院しました。
私は嘔吐したことがありませんから、口に手を入れて吐き出すことがどれだけ苦しいことで、吐き出した薬をトイレに手を入れて探すことがどれだけ悲しいことだったか分かりません。
養和病院は、トイレの掃除を一周間に一度しかしません。
私がそのことを言うと、広江ゆうは、「一週間に一度で充分だ」と言いました。
無理矢理筋肉注射をされた三回以外は、錠剤でしたから皆吐き出しています。

薬を拒否していたから、何時までも私を精神病院に閉じ込めました。
株不正売買の届けを出されては困るからです。
伊藤忠カブドットコムは、一度も年間取引書類を送って来たことがありませんでした。
広江はじめ養和病院は、おそらく以前の株の不正売買の時効に備えて、長い間入院させたのだと思います。

Jugem「ni-na」を30回不正侵入して解約し
詩を盗み
記事を盗み
ブログを削除しても
私が自民党議員戸井田徹厚生郎大臣政務官に書いたコメントを削除しても
創価学会、自民党、公明党国会議員に送った創価学会員の中傷コメントを削除しても
私を殺しても
消す事は出来ません。
不正措置入院の被害者はおそらく1千万に上るでしょう。
それ以上の可能性もあります。
不正措置入院が行われた年月はかなり長いはずです。

厚生省、厚生労働省、警察、都道府県の保健局、都道府県、精神病院、公明党、自民党国会議員、都道府県議会議員、創価学会、市民劇場が関係した不正措置入院は、今この時も行われ、反創価学会、株不正売買、詩の盗作被害者など、どれだけの人を死に追いやり、廃人同然にしているかわかりません。
麻生太郎の指示で、厚生労働大臣政務官麻生太郎会戸井田徹がOCNやJugemの自分の記事の削除窃盗を最高裁、最高検まで使って正当化し、記事や詩のデータやCD・プリントを起訴後も公判後も返さず、次から次へと私のブログを削除非表示にし、社民党サイト「鳥居正宏のときどきLOGOS」と大阪地検、大阪府警を使って、偽名でOCNとDEODEOenjoy、Auの携帯2台の解約を行わせ、プロバイダー契約・解約書類を大阪府警警官だという身元不明の男を家宅捜索令状もなく侵入させて盗み、最高裁最高検を使って盗みを正当化し、記事や詩を司法と検察に盗ませ続けたことは、被害者が救済される日が近い事を物語っていると思います。
すでに私の指摘によって、それを信じる信じないに関らず、外に出た、貴方がそれを知ったという事は、BMI人体実験、株不正売買の被害者救済への第一歩です。

不正措置入院によって精神病院に入るお金は、年間数千万円以上になるのではないかと思います。
私だけでも月に100万くらいは入っていると思います。
それが5ヶ月です。
病気でもない人間によって獲得した養和病院の違法な利益です。
患者でもない人間に、リスパダールという毒を飲ませて得た利益です。
しかもその養和病院経営者日本会議の広江はじめは、自民党の議長と幹事長を務めています。

一日も早く不正措置入院の実態が暴かれ、精神病院の人権を無視した経営の実態が表に出る事を望んでいます。

麻生太郎関係者も広江と同じように、病院や介護施設を経営しています。
週刊現代その他に総理就任と同時に早速スキャンダルが出ていました。

2008.09.06 Saturday 15:23
詩 | - | -
2008.09.23 Tuesday 02:25
詩 | - | -

2011年1月8日土曜日

お前に抱かれたくて

熱いさよなら 五輪 真弓

思い出はもう
思い出にはしない
そう お前に抱かれたくて

海に会いに行く
ジョーカーは
少し躊躇った後(あと)
強く支配した

砂浜に貝はなく
夏の陽の戯れ事(ざれごと)は遠く
ずぼずぼ砂
急激に下降すると波打つ際

潮騒は愁いではなく怖れ
万の手が引き摺り込む
あどけない憎悪の波頭(なみがしら)
躊躇いの後

強く支配するジョーカー
掌に仕舞い込む浮薄な指先
花は美しくないとか
夢は見ないとか
この身がつかせた虚言が
腕を引く

ずぼずぼ砂
歩き回るだけの
浅はかな決意

2006年4月18日火曜日2:02:33
2008.09.11 Thursday 16:51
詩 | - | -
2008.09.22 Monday 20:40
詩 |  
2008.09.24 Wednesday 16:42
詩 | - | -
2008.09.25 Thursday 22:04
詩 | - | - 1 

2011年1月7日金曜日

再生 幻想の薄布

時計・・・五輪真弓

出かけていく
遠い街へ
目的は有って無い
辿り着いた地は何処も門を閉ざしていた


帰途に着く旅行鞄の中にかろうじて詰めたものは
無言の思い出やフィルムに残った数枚の写真といった
性懲りも無いセンチメンタリズム
欲しい何か
求めていた何かを
この手に掴みこの鞄に詰めたことは無い


人は帰途に着く
自分のカタチに窪んだ場所がひっそり待つ
じめじめとした初夏の軒下の息苦しさをくぐり
終日開けなかった真実を語るときめきの口唇が
従順の食卓に着く
テーブルは乱雑で
上手く積み重ねられなかった年月が
ついた肘に纏わり
他の自由など無いように指を組み顎を乗せる
うつろな目に配置された家族の光景は灯りの下に砕けて
今は無い


テーブルクロスを引き剥がしたのは誰
宙を舞う幸福という幻想の薄布
安寧を求めながら
心を閉ざしていたのは誰
しどけなく散らばった空席
もう片付けなければ
割れた茶碗をゴミ箱に移し
へばりついた愛着を引き剥がし
失われた場所に封印をして


朝には出かけよう
生きるというラインに立とう
意味などない
得るものなど無い
ただ息を吸って吐くだけの繰り返し
それでいいと思ってしまえばそれだけでもないじゃないか
庭の草木は青々として
隣には言葉は交わさなくても人がいる
お早うくらいは言える
運河沿いの道を自転車で走って
そのまま海も渡ってしまおうか

2006年9月

2011年1月6日木曜日

生命の小窓

五輪真弓 岐路(みち

貴方の生をクリックする
長いため息と諦め
染み付いたこころの色を
悲しみの在り処を探る

貴方の命をクリックする
一刀両断に決定する
必要な貴方と
要らない貴方を選別する
貴方は無数にあり
思いのまま選択可能
選ばれなかった貴方のページが後退りして
しょぼくれる

幾つもの生命
選択自由浮気自由不倫自由多重結婚自由
パスワードですべて解決
幾つもの悲哀
切り捨て
クリックする

ただ誰も知らない
ただ誰にも告げない
誰にも見えない
誰にもクリックできない
貴方の密室
私の部屋

不確実を懼(おそ)れて為さないのではなく
確実を畏(おそ)れて為さないのではなく
侵してはならない貴方の領域
侵入禁止の私のエリア
暴かれたみすぼらししく塵の積った過去の部屋
暴いたのが自らとしても
それで部屋の塵が一掃できたとしても
クリックしてクリックして
開いて開いて開き続けた生命の小窓
よろめいて立ち上がっても
窓は霞み
窓までの距離はある
光はなおさらに

2006年8月

2011年1月5日水曜日

裏切る均衡が揺らぐ夕べ

Scorpions - Tease Me Please Me

或いはむなしい口授
あたり前に一人で
本棚にうっすらたまったほこり
ぼんやり見つめる目
かすかな人の声
物の擦れ合う音
床が靴を受け容れる音

デジタルな阻害のない室内

或いは見当はずれの闘い
あたり前に一人で
おおむね挫けた楽観
昨日の微笑を絶つ
記憶は歪み
人でなしの道を歩く
傍らに残忍な風貌で
うすっぺらな悪夢が寄り添う

生真面目に足踏みする朝

或いはやりきれない眺め
あたり前に一人で
戻れないもどかしさ
仄かに感じる春の息遣い
無邪気で無頓着な娘達
ぼんやり見つめる私の終焉
向かいの道に立つ鼠色の裸木

2008年3月26日水曜日19:40:23

2011年1月4日火曜日

退屈なんてきれいな口実で

五輪真弓 - 悲しみにまかせて
無口に行く先は私の小さな海
閉ざされた空をかもめが低く飛ぶ

退屈なんて
きれいな口実で
退けたアナタの躊躇いが
出て行く私を見送る

無感情に打ち明ける憂い
私の海が揺れる
どこにもない
明日への予感

縺(もつ)れた思惑を
アナタの眼差しに探した
柔らかく包み込む理解という否定
煉瓦の道をひとり歩くと
私はただの通行人に過ぎなかった
枯葉は色褪せ
私のいる景色は惨めに黄昏ていく

アナタといた夏の砂が
今も体に残っている
ほろってみたり
口にじゃりじゃり含んでみたり
もうどんな感情も呼び戻せない

灰色の空にかもめが消え
私の小さな海は揺れる

2004年11月

2011年1月3日月曜日

白い月

五輪真弓 想い出を捨てて
白い月明かりの中
うつむいて歩く
とぼとぼ歩く
踏み締めた雪の下から
ふつふつと湧き上がる
これはなんだ
怒り憎悪殺意
ああ、あらぬ方向に傾いて
否定、否定、その想い

深く帽子をかぶり
項垂れ靴を投げ出して歩く
しっくり馴染んで居心地がよい
満月に近い白い月
奇しくも滾(たぎ)る血
狼女だったことがあったっけ
月よお前を食べちゃうぞ

忘れられた者のように
肩を落としゆっくり歩く
夜道に此の頃恋してる
行き倒れるまで共にいたい
扇情的な白い月
お前に此の頃ぞっこんだ
多情な老女路上にて死す

街路に沿って
鼠色の裸木が蒼い空を
突き刺す
そこからぱらぱら零れ落ちる
痛快な寂しさよ
ああ と唇を開いて
それきりにする独白
お前は知るだろうか
感傷的な白い月
あそこの角で分かれよう

2004.12.27.Monday23:48

2011年1月2日日曜日

森へ行きましょう

五輪真弓  悲しい台詞

こんな日はふたりで森に行きましょう
明るい場所を素通りして
手に手を取って
奥へ奥へ駆けて行きましょう
ふたりに光栄(ひかり)は要らないのですから
木々がすっかり遮るまで
奥へ奥へ駆けて行きましょう

天と地の境目がわからなくなるまで
深く深く這入りましょう
今日と明日の区別がつかなくなるまで
遠くへ遠くへ駆けて行きましょう

二人疲れてあらゆる感覚を失くしたら
互いの顔さえわからなくなったら
濡れた苔の上に向き合って座りましょう
あなたの中身と私の中身を見せ合い
あなたが生きた汚泥と私が生きた汚泥の中身を
手を入れて探って見ましょう
あなたが立ち止まるわけと私が立ち止まる理由を

そこに有り余るほどの罪があるのなら
私は罪其のものだからあなたを身軽にしたい
けれどあなたの誇りは何もかも
自分のものにしておこうとする

ならばふたりで罪を重ねましょう
二人にできるありとあらゆる罪を味わいつくしましよう
醜いものを見て見尽くしましょう
精も根も尽き果てるまで
二人に終わりが来るまで
罪を懼(おそ)れず罪を糧に生きましょう

あなたも私ももう闇の中で互いの姿さえ
判別(わか)らなくなっているのだから

2004年9月

2011年1月1日土曜日

自由の代わりに貴方を

五輪真弓 Itsuwa Mayumi - 密会
あなたがいるだけでいい
それぞれが
殺風景なところにいるけれど
あなたがいてくれればいい

何度も私の椅子の傍らに

あなたを立たせてみたり

テーブルの向かいに

座らせてみたり

自由は手に入らないから
というわけではなくて
あなたなら手に入る
わけでもないのに

何度も鏡に向かって

笑顔を作ってみたり

あなたの分まで

わいんを注いでみたり

2007年10月