西島三重子 夕闇のふたり
こころを拗(ねじ)るように
足を捻(ねじ)るように
酔っ払って千鳥足で歩くことが出来たら
真夜中には翳(かす)んでしまうこともあるだろうに
数え切れないものも数えないことにしてしまえばいい
涙という文字も悲しいという文字も知らないことにする
見え出すと何もかもが見える
思うと何もかも思ってしまう
話すと何もかも話してしまう
黙るといつまでも黙る
朝になるとすっかり忘れているはずなのに
朝まで眠れない
こころを捻って
身を捻って
届かない光り
鍵を外して
ノブを捻って開かないドア
終わらないことは終わりにしてしまえばいい
希望は開かないドアの内側にも
光りの当たらない私にもアル
22:52 2011/05/31 火曜日
こころを拗(ねじ)るように
足を捻(ねじ)るように
酔っ払って千鳥足で歩くことが出来たら
真夜中には翳(かす)んでしまうこともあるだろうに
数え切れないものも数えないことにしてしまえばいい
涙という文字も悲しいという文字も知らないことにする
見え出すと何もかもが見える
思うと何もかも思ってしまう
話すと何もかも話してしまう
黙るといつまでも黙る
朝になるとすっかり忘れているはずなのに
朝まで眠れない
こころを捻って
身を捻って
届かない光り
鍵を外して
ノブを捻って開かないドア
終わらないことは終わりにしてしまえばいい
希望は開かないドアの内側にも
光りの当たらない私にもアル
22:52 2011/05/31 火曜日