アンディ・ウィリアムス ある愛の詩
幼い背
打ち明けないくちびる
打ち解けない眼差し
光から外れる習性
衝立(ついたて)の向こう
動く影
明らめて
凋(しお)れる葦
光に背を向く
そぼ降る雨
ぶらんこ
鉄棒
交わらない手
濡れて幻灯
声が掠(かす)れて歌えない
線が上手く引けない
はみ出した文字
はみ出る内側
すずりから飛び散る墨
ぐにゃぐにゃ曲がった針金
絡まって解けない糸
幼い背
打ち明けない日の暮れ
打ち解けない骨身
光を拒む習性
扉の内のキャスト
扉の外
力なく
凋れる茎
21:01 2010/09/04 土曜日
The Grapes of Wrath John Steinbeck(悲憤という葡萄)
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Ⅰ
オクラホウマの赤い地方と灰色の地方の一部に最上の雨季が穏やかに巡って来た、そしてそれは脅えた土壌を切り刻みはしなかった。北斗七星が細い流れに十字を切り再び十字を切り直した。最上の雨季はトウモロコシを高くもたげ雑草群や
[…]
1 週間前
