ジリオラ・チンクエッティ 燕のように Volano Le Rondini japanese
彼方との距離
夕日が落ちても 朝陽が昇っても
雨が降っても 日和になっても
わたし 彼方
こんなにキョリがある
生きようとしても 死にたくても
忘れたくて 忘れたくて すっかり忘れた
彼方という木の形状
わたし 彼方
こんなに分り合えないキョリ
見下されても 見上げられても
降りたくて 降りたくて やっぱり降りない
彼方への罪の糾弾
わたし 彼方
拘らなければならないキョリ
目覚めるときも 眠る時も
渡りたくて 渡りたくて やっぱり渡らない
彼方という底の浅い川
わたし 彼方
象徴的なキョリがある
黙り込んでも せせら笑っても
煩わせ 辱(はずかし)め 絶望に追い込む
彼方の耐え難い口調
わたし 彼方
背を向けて広げたいキョリ
2009年2月15日日曜日22時34分
The Grapes of Wrath John Steinbeck(悲憤という葡萄)
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Ⅰ
オクラホウマの赤い地方と灰色の地方の一部に最上の雨季が穏やかに巡って来た、そしてそれは脅えた土壌を切り刻みはしなかった。北斗七星が細い流れに十字を切り再び十字を切り直した。最上の雨季はトウモロコシを高くもたげ雑草群や
[…]
1 週間前
