西島三重子 一瞬の夏
そっけなくて
不完全な私と
青空でなければならなかった人
愛せないと言っては試した
仕舞いに貴方は私を愛せなくなり
仕舞いに私が貴方だけを愛していたと
その瞬間に知りましたか
携帯に残した私の写真が微笑んで
貴方が愛した私達の子供が裂けた傷口の間で泣いています
壊れることを願いながら
壊れないようひとりくるくる舞った
切り刻んだ貴方の時
指で辿って
皮肉なゴールを抱き締める
貴方のいないこの後の私の朝
ひた走るだけの
2:21 2009/06/27 土曜日
The Grapes of Wrath John Steinbeck(悲憤という葡萄)
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Ⅰ
オクラホウマの赤い地方と灰色の地方の一部に最上の雨季が穏やかに巡って来た、そしてそれは脅えた土壌を切り刻みはしなかった。北斗七星が細い流れに十字を切り再び十字を切り直した。最上の雨季はトウモロコシを高くもたげ雑草群や
[…]
2 週間前
