LUCIO DALLA - CARUSO - LIVE IN VERONA
熟れた秋を歩く
慈愛(うつくしみ)を湛える水の辺(ほとり)
流れに指を浸すと
紫の雲路鳥が啼く
望むことさえ並ばないこのれすとらん
私は声を呑む
急かし為(し)尽くした背の心(うら)さびしさ
蛇足の煩いが引いてゆく色のない岸
再び燃え立ち移ろう野焼きの後始末に
未然形の爪を噛んでは切る
春になったら何をしようかしら
それが口癖
コートの裏地さえ外せないくせに
七曜は瞬く間に過ぎ
春は見限り夏か瓦に赤を貼る
骨身に不実の果実酒を注ぎ
冬に海端をさ迷う
2009年1月22日木曜日19時21分
The Grapes of Wrath John Steinbeck(悲憤という葡萄)
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Ⅰ
オクラホウマの赤い地方と灰色の地方の一部に最上の雨季が穏やかに巡って来た、そしてそれは脅えた土壌を切り刻みはしなかった。北斗七星が細い流れに十字を切り再び十字を切り直した。最上の雨季はトウモロコシを高くもたげ雑草群や
[…]
2 週間前
