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涸れた倦み

  • 人間をつくりたいひと - 1月1日からThe Grapes of Wrathを翻訳し始めました。ドイツ系アメリカ人Jhon Steinbeckの作品です。邦題は「怒りの葡萄」です。私は邦題を付けていません。ヘンリィ・フォンダで映画化されていますが、字幕はありません。文庫本で上中下と3冊になる長さです。昨日はセンテンス二つ、今日は長いセ...
    6 日前

涸れた倦み

2010年6月12日土曜日

ほんとうの歌は

Horowitz plays Chopin Nocturne op.72 no.1(live recording)

いつだって
何処だって
なんだって
わたしは食べてみせる
お行儀が悪いとあなたを責めはしない
もっとわたしはお行儀悪くしてみせる
備えた傘も捨ててしまう

今日もわたしは何ひとつ
明日も何ひとつ

本当を呑み込むのが癖だから
白と黒を混ぜ合わせ
灰色に塗った空の下
本当の歌は
あなたとわたしを取り替えて
ぱずるみたいに組み合わせて
もう仕舞いました

わたしはここにいる
意図したところで明日はない
他愛無い偶然が重なり
必然が星宿に組み込まれる

ヒトのカタチを探していました
ヒトのカタチ
何処にもない
行過ぎた道を引き返しても其処にない
もう探すのは御終いにしました

花が折れ
花が枯れ
ヒトのカタチに風が吹く

2008年1月