Peter Paul & Mary Early Morning Rain
跳ね起きた朝は
人の居るべき場所に居て
日の明け暮れに生爪を剥がす儀式が執り行われた
もっぱら人に添う物足りなさを育む方角に出かけ
帰っては食卓に溜息の皿を並べた
物語の顛末はモノトーンの遠吠えが常だった
欠けた月の下で一人踊る夜(よ)は
望みのない庭に居て
訪れる人の唇をただ見ていた
日に三度(みたび)手の平の谷間を走る運命(さだめ)の川を眺め
最後の番狂わせを待ち望んだ
はらりと落ちる死に花の花弁
波間に沈む黒い海鳥
クロソイド曲線は抜き差しならない非情な挑発に意味を成さず
ぶつ切りにされた手羽先が犬ころに与えられる道端
それでも人の唇の肉は冷笑を続ける
夏の終わりはシニシズムのデッキチェアに凭れ
翳る濁世(じょくせ)の陽を見ていた
有る事と無い事の間を割(さ)く深い溝
引き毟(むし)られては其処を埋める羽毛
名残りの月が恩讐の彼方に往く夜明け
油蝉が処決に殉じて一時(いっとき)鳴く
2008年8月21日 木曜日0:18:33
投稿者 成田悦子 時刻:2010/6/3 18:56:00に投稿しました。
この詩も盗んでいます。
Googleの検索に出ていません。
一つ一つ検索に出したり出さなかったりするのは、パソコンと投稿画面を覗き見をしているから出来ることです。
社民党が不正アクセスを行っていることだけははっきりしています。
夫が殺された日に社民党が書いた記事「河童の捕獲」を取り込んでありましたが、記事と題を改竄しました。
2010/6/3 23:00 木曜日
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