高田みづえ 「愛の終りに」
だっていやなんだもん
おせっきょう
あなたわたしをがっかりさせた
わたしはがっかりした
あなたひとをうらぎっていない
わたしはうらぎられた
あなたなめくじをあいせる
わたしなめくじでさえあいせる
だっていやなんだもん
おせっきょう
あなたけいじばんにきらいってかいた
わたしきらいってもじ
よむしかなかった
あなたblogにあいしてるって
あいしてるみたいにかいた
おおきなもじで
わたしあいされてるとおもった
あなたに
かたちのないあなたに
だっていやなんだもん
おせっきょう
あなたはわたしより
かれはかのじょより
あなたたちはわたしたちより
うつくして、やさしくて、かんぜんむけつ
しあわせってみせびらかしたとたん
なめくじになる
だっていやなんだもん
おせっきょう
こどくなしょうねんがかべのすみで
なくこともなくかべをみつめ
はいいろのまちでひとみのくろいしょうじょが
なみだをためてまばたきもしない
しあわせってふしあわせにかてるかしら
だっていやなんだもん
おせっきょう
世界で一番偉いあなた
世界で一番愚かなわたし
あなたはわたしを
わたしはあなたを
痛みを渇きを
感じあえたら
おせっきょうにめもはなもくちも
ないってことにきづく
2007年
The Red Shoes(赤い色の靴)Hans Christian Andersen 成田悦子翻訳童話.org
-
カレンはグラス(ガラス)の棚に陳列された、違う色の変化に富んだ靴に目を瞠(みは)るばかりでした。その時、彼女は輝くほどの赤い色のイナムル(エナメル)シュウズの上ではっと息をのみました。カレンがその靴に触れると謎めいた魅力を感じ、彼女は彼女用にとおばあさんにそれを買ってもらったのです。
3 週間前
